体調の不調は「様子見」で悪化することがあります。このページでは、内科でよく診る代表的な疾患を症状の特徴/受診の目安/当院での検査と流れで簡潔にご案内します。気になる症状があれば、自己判断せず早めにご相談ください。

疾患から探す
疾患から探す
体調の不調は「様子見」で悪化することがあります。このページでは、内科でよく診る代表的な疾患を症状の特徴/受診の目安/当院での検査と流れで簡潔にご案内します。気になる症状があれば、自己判断せず早めにご相談ください。
胃がんは、胃粘膜の細胞が異常に増殖し腫瘍をつくる病気です。最初は粘膜内にとどまりますが、進行すると粘膜下層→筋層→漿膜へと広がり、やがて周囲臓器への直接浸潤やリンパ・血流を介した転移を起こします。特に注意が必要なのが**スキルス胃がん(びまん型胃がん)**です。
大腸がんは、大腸粘膜に発生する悪性腫瘍です。大腸は結腸(盲腸・上行・横行・下行・S状)と直腸から構成され、発生部位はS状結腸と直腸に多い傾向があります。わが国では毎年多数の方が新たに診断され、死亡数も依然多く、国民的な課題です。大腸がんは大きく2つの経路で発生します。
大腸ポリープは、大腸内側(粘膜)にできる小さな隆起の総称です。形はさまざま(丸く盛り上がる/平坦に広がる/茎をもつ)で、以下に大別されます。腫瘍性ポリープ:大腸腺腫(良性)/大腸がん(悪性)。非腫瘍性ポリープ:過形成性ポリープ、炎症性ポリープ、過誤腫性ポリープ など。
「ピロリ菌」という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。健康診断や人間ドックで「ピロリ菌検査を受けましょう」と案内されたり、テレビや雑誌で「胃がんの原因になる菌」と紹介される機会も増えています。
**炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)**とは、腸に慢性的な炎症が繰り返し起こる病気の総称です。大きく分けると「原因が特定できる腸炎」と「原因が不明な腸炎」に分けられます。
逆流性食道炎(GERD)は、胃の内容物とともに強い酸性の胃酸が食道へ逆流し、粘膜を刺激・損傷して起こる病気です。とくに食後や横になったときに増悪し、慢性化すると**生活の質(QOL)を大きく下げます。
機能性ディスペプシア(FD)は、胃カメラなどで潰瘍や腫瘍が見つからないにもかかわらず、胃もたれ・重さ・張り、みぞおちの痛みや焼ける感じ、少量で満腹になる(早期満腹感)、胸やけ・げっぷ・吐き気、、食後の強い倦怠感やお腹の張り、といった症状が慢性的に続く状態を指します。
「お腹の痛みや下痢・便秘が続くのに、検査では異常が見つからない」──そんな症状で悩んでいませんか?その背後にある代表的な病気が**過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)**です。
肛門は「括約筋」と、その内側でクッションの役割を果たす静脈叢(毛細血管の集まり)で便を漏れにくくしています。**痔核(いぼ痔)**は、この静脈叢がうっ血してこぶ状に膨らんだ状態で、痔のなかで最も一般的です。
TOP