
血便・便潜血外来(おしり専門外来)
血便・便潜血外来(おしり専門外来)
「トイレで赤い血がついていて、びっくりした」
「健診で便潜血が陽性と出て、なんだか不安になった」
そんな経験、ありませんか?
血便や便潜血は、誰にでも起こりうる身近なサインです。痔のように軽い原因のこともあれば、大腸ポリープや大腸がんといった放っておけない病気のサインである場合もあります。特に大腸がんは日本人に多い病気で、初期にはほとんど症状が出ません。だからこそ、血便や便潜血は「早く気づけるチャンス」でもあるんです。
気をつけたいのは、仕事や家庭で忙しい世代の方にも珍しくないということです。忙しくて「そのうち行こう」と受診を先延ばしにしてしまいがちですが、そのような方からポリープや炎症性腸疾患が見つかることは少なくありません。「まだ若いから大丈夫」と思わずに、気になるときは早めの受診が安心につながります。
当院は京王井の頭線・東松原駅から徒歩1分。世田谷区・杉並区・渋谷区からも通いやすい場所にあります。経験豊富な消化器専門医が診療を行い、**眠っている間に終わる“やさしい大腸カメラ”**にも対応しています。どうぞ安心してご相談ください。
血便とは、消化管のどこかで出血が起こり、その血液が便と一緒に排出される状態を指します。
一方で便潜血とは、肉眼では確認できないごく微量の血液が便に混じっている状態です。健診の「便潜血検査」で初めて判明することが多く、痔や炎症でも陽性になりますが、統計的に数%の方に大腸がん、さらに多くの方に大腸ポリープが見つかります。
「忙しいから大丈夫」と軽視せず、必ず精密検査を受けましょう。
鮮血便
痔や直腸の病気に多い
暗赤色便
大腸の奥や小腸からの出血
粘血便
潰瘍性大腸炎・感染性腸炎で多い
黒色便(タール便)
胃・十二指腸潰瘍など
潜血便
肉眼では見えず、便潜血検査で判明
日本では40歳以上を対象に大腸がん検診が行われていますが、実際には30〜40代など、仕事や家庭で忙しい世代でも便潜血陽性をきっかけに大腸ポリープや炎症性腸疾患が見つかることがあります。便潜血陽性の方のうち、約5〜10%で大腸がん、20〜30%で大腸ポリープが見つかると報告されています。
「症状がないから大丈夫」と思わず、必ず大腸カメラを受けることが推奨されます。
事前Web問診
スマホやPCから入力可能。通勤途中や家庭の隙間時間でも対応できます。
事前診察
検査前に一度来院、安全性を確認。鎮静剤の希望や既往歴もチェック。
初診・問診(当日受診の場合)
症状の経過やご家族の病歴を丁寧に確認。
基本検査
血液検査・便検査で貧血や感染症をチェック。
内視鏡検査(大腸カメラ・胃カメラ)
鎮静剤を使用し、眠っている間に終了。忙しい方でも日帰りで可能。
結果説明とフォローアップ
画像を見ながら分かりやすく説明。生活や家庭環境に合わせたアドバイスも行います。
はい。一度でも重大な病気が隠れていることがあります。
はい。仕事や家庭で忙しい世代こそ健診で便潜血陽性となることが多く、放置は危険です。当院は駅前1分・土曜検査も行っており、生活と両立しやすい環境です。
症状がなくても大腸がんの可能性があるため、必ず精密検査を受けてください。
鎮静剤を使わなければすぐに日常生活へ復帰できます。鎮静剤を使用する場合も、翌日から通常通り過ごせます。
その場で切除可能。入院不要で日帰り治療ができます。
はい。当院ではプライバシーに配慮した更衣スペースやリカバリールームを完備しており、女性の方も安心して受けていただけます。
鎮静剤を使用しなければ当日から普段通り可能です。鎮静剤を使用した場合も翌日には通常の生活に戻れます。
血便や便潜血は、痔など軽い病気のこともありますが、大腸がんやポリープなど命に関わる病気のサインである可能性もあります。 特に仕事や家庭で忙しい世代は「まだ大丈夫」と受診を後回しにしがちですが、早期発見・早期治療のためには受診が欠かせません。
血便や便潜血は小さなサインかもしれませんが、その一歩が大きな安心につながります。私たちは患者さま一人ひとりの不安に寄り添い、安心して検査・治療を受けていただけるよう努めてまいります。
当院は、灯台のようなあたたかな光で、皆さまの健康の道しるべとなることを理念に掲げ、世田谷区・京王井の頭線沿線の地域の皆さまに安心して検査・治療を受けていただけるよう努めています。
TOP