
内視鏡検査
内視鏡検査
「内視鏡検査」と聞くと、多くの方が「苦しい」「怖い」「つらい」といった不安を抱かれます。過去の検査でつらい思いをされた方や、初めてで緊張している方も少なくありません。
当院では、そのようなお気持ちをしっかり受け止め、安心して受けていただける検査を目指しています。鎮静剤を用いた苦痛の少ない検査、プライバシーに配慮した下剤・リカバリースペース、駅から徒歩1分という通いやすさ。さらに、経験豊富な専門医による安全で丁寧な診療体制を整えています。
「内視鏡は怖いもの」という従来のイメージを、「ここで受けてよかった」と感じていただける体験へと変えていくこと。それが、当院が大切にしている想いです。
思いやりを込めた、あたたかい検査
ちょっとした不安や緊張にも寄り添いながら、準備から検査後まで穏やかにサポートいたします。「ここで受けてよかった」と心から思っていただけるような、温かい検査体験を大切にしています。
経験豊富な専門医による安心の検査
大学病院・総合病院で15,000件以上の経験を積んだ内視鏡専門医である院長が担当。丁寧で確かな検査で、小さな病変や早期のがんも見逃さず、安心をお届けします。
鎮静剤を使った“苦痛の少ない検査”
「眠っている間に終わる」胃カメラ・大腸カメラに対応。お一人おひとりに合わせてお薬の種類や量を調整し、できるだけやさしく、安心できる検査を心がけています。
駅徒歩1分、気軽に通いやすい環境
駅の目の前だから、雨の日や暑い日でもラクに通えます。「気になったときに、すぐ相談できる」そんな身近な場所でありたいと考えています。
最新システムでより安心を
オリンパス社EVIS X1を導入。鮮明な画像と特殊光観察で、見落としのない検査を実現します。
快適に過ごせる院内環境
その日の不安をその日に解消
症状やご希望によっては、初診当日に胃カメラ検査が可能。「不安を抱えたまま待たない」ための体制を整えています。
胃カメラ・大腸カメラを同日に実施可能
忙しい方でも効率的に、安心して受けられる検査スタイルです。
内視鏡検査とは、先端に小さなカメラがついた細い管を口や鼻、または肛門から入れて、体の中を直接見ることができる検査です。
食道・胃・大腸などを詳しく観察できるため、病気の早期発見にとても役立ちます。
内視鏡検査は「見るだけ」の検査ではありません。必要に応じて、
出血を止めるなど、その場で治療につなげられることもあります。
日本人の2人に1人は、生涯のうちに「がん」にかかる可能性があると言われています。中でも大腸がん・胃がんは、日本におけるがんの罹患数(病気にかかること)の上位を占める病気ですが、それは「怖い病気が身近にある」という意味だけではありません。“だからこそ、早めに備えることができる”とも言えます。
胃や大腸の病気は、初期の段階では症状が出にくいことが多いですが、内視鏡検査を行うことで、症状が出る前に小さな変化を見つけることができます。それは将来の大きな安心につながり、治療の選択肢を広げ、健康な生活を長く続けるための一歩になります。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
総数 | 大腸 | 肺 | 胃 | 乳房 | 前立腺 |
男性 | 前立腺 | 大腸 | 肺 | 胃 | 肝臓 |
女性 | 乳房 | 大腸 | 肺 | 胃 | 子宮 |
食道がんは、食道の粘膜にできる悪性の腫瘍です。高塩分の食事、喫煙、過度の飲酒などが主なリスク要因とされています。近年では、胃酸の逆流によって起こる「バレット食道」から発生するタイプも増えています。
早い段階ではほとんど症状が出ないため、気づきにくいのが特徴です。進行すると、食べ物のつかえ感、胸の違和感、声のかすれなどが現れることがあります。ごく初期には、熱い飲み物を飲んだ時にしみるような感覚や軽い違和感だけで済む場合もあります。
胃がんは、胃の粘膜にできる悪性腫瘍で、日本では特に多いがんのひとつです。主な原因はピロリ菌感染で、除菌後の方もリスクが残るため注意が必要です。
40〜50代から発症率が高くなりますが、スキルス胃がんと呼ばれるタイプは若い世代(特に20〜40代の女性)にもみられることがあります。
進行すると、腹痛や食欲不振、吐き気、黒い便、吐血などの症状が出ます。ただし、早期の胃がんは症状がほとんどありません。そのため、ピロリ菌感染歴のある方や、若い女性でおなかの不調がある場合は、早めに検査を受けることが安心につながります。
十二指腸にできるがんは、食道がん・胃がん・大腸がんと比べると発症は少ない病気です。早期には症状がほとんど出ないため、気づきにくいのが特徴です。
進行すると、腹痛やおなかの張り、吐き気・嘔吐などが起こることがあります。特に胆汁の出口にあたる「乳頭部」にできると、胆汁の流れが妨げられ、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる症状)が出ることもあります。
小さな腫瘍は内視鏡で切除できる場合がありますが、十二指腸は粘膜が薄いため治療方針は慎重に検討されます。
大腸がんは、大腸の粘膜にできる悪性腫瘍です。発症には 大腸ポリープの放置、炎症性腸疾患、遺伝的要因、生活習慣などが関わっているとされます。特に S状結腸や直腸に多くみられます。
進行すると、血便・腹痛・下痢や便秘などの便通異常が起こります。しかし、早期の大腸がんは症状がほとんど出ないため、健康診断の便潜血検査で指摘され、大腸内視鏡で診断されることも少なくありません。
大腸がんは、ポリープの段階で切除しておくことで将来のがん化を予防できる数少ないがんの一つです。
下記症状の方は内視鏡検査をおすすめします。
症状がなくても、一般的には40歳前後から胃や大腸のがん検診として受けることが推奨されています。ご家族にがんの既往がある場合や症状がある場合は、年齢に関わらず早めの検査が望ましいです。
当院では鎮静剤を用いた「眠っている間の検査」に対応しており、多くの方は痛みをほとんど感じず、軽い違和感程度で済みます。
はい。検査後は専用のリカバリースペースでお休みいただいたあと、ご帰宅いただけます。ただし、当日は車や自転車の運転は控えていただいています。
大腸カメラでは前処置として下剤が必要です。当院では院内に専用の下剤スペースを設けており、看護師がサポートいたしますので安心です。
はい。
胃カメラ:検査前に食事制限があります。
大腸カメラ:前日から下剤の服用が必要です。詳しい方法は予約時にご案内いたします。
検査自体は胃カメラで5〜10分、大腸カメラで15〜30分が目安です。ポリープ切除を行う場合はさらに時間を要することがあります。準備や鎮静の回復時間を含めると全体で1〜2時間程度となります。
大腸カメラ中に発見したポリープは、条件が整えばその場で日帰り切除が可能です。切除組織は病理検査に提出し、後日結果をご説明いたします。
費用は検査内容や保険適用の有無によって異なります。目安として、保険適用の場合は
胃カメラ:5,000〜10,000円程度
大腸カメラ:8,000〜15,000円程度となります。詳細は受付でご確認ください。
症状がある場合や医師が必要と判断した場合は健康保険が適用されます。がん検診や健康診断目的の場合は、一部自己負担になる場合があります。
鎮静剤を使用した場合は、覚醒を確認したうえで1〜2時間後から飲食可能となります。医師の指示に従ってください。
血液をサラサラにする薬(抗凝固薬・抗血小板薬)や糖尿病の薬などは、検査に影響する場合があります。必ず事前に服用中のお薬をお知らせください。
はい。当院ではプライバシーに配慮した下剤スペース・リカバリースペースを設けており、周囲を気にせず安心してご利用いただけます。女性の方でも快適に検査を受けていただけます。
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