2025年12月08日

はじめに
東松原・明大前・永福町・下北沢など、
井の頭線沿線にお住まいのみなさま、こんにちは。
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック 院長の池崎です。
今年(2025年)のインフルエンザは、
例年とは少し異なり、“風邪のように見えるため気づきにくい”という特徴があります。
この記事では、
・今年のインフルエンザはどんな特徴があるのか
・どんな症状が出やすいのか
・どのタイミングで受診すると良いのか
を、スマホでサッと読めるよう分かりやすく解説します。
今年のインフルエンザの特徴とは
① 流行が早い
今年は、12月の段階で患者さんが急増しています。
例年より早く、年末前から流行入りした地域もあります。
② “風邪のような軽い症状”で始まる
はじめは、
・のどの違和感
・鼻水
・軽い咳
など、風邪と区別がつきにくい症状が多い印象。
そこから 半日〜1日ほどで急に発熱 するケースが目立っています。
③ 高熱タイプ・微熱タイプの二極化
今年は、どちらのタイプも見られます。
・39℃前後の高熱が出るタイプ
・微熱〜38℃台でもだるさが強いタイプ
「熱はそれほど高くないのに、つらい」という声もよくあります。
④ 学校・職場・家庭で広がりやすい
井の頭線沿線では、
・家族全員が同じ時期に発症
・クラスや職場で一気に広がる
といったケースが増えています。
インフルエンザの主な症状(2025)
・急な発熱
・強いだるさ
・関節痛・筋肉痛
・頭痛
・のどの痛み
・咳・鼻水
・寒気
お子さんでは 嘔吐・腹痛 を伴うこともあります。
今年は特に、
「熱が高くなくてもつらい」 という相談が多いのが特徴です。
受診の目安
理想は、発症後48時間以内の受診
抗インフルエンザ薬は、
発症から48時間以内に使うことで効果が出やすくなります。
■早めに受診したほうがいい方
・38℃以上の発熱
・強い倦怠感
・咳がつらい
・家族や職場にインフルエンザの方がいる
・持病がある
・妊娠中
・お子さんがぐったりしている
■危険サイン(すぐ受診)
・息苦しさ
・反応が悪い
・水分がとれない
・ぐったりしている
少しでも不安があれば、早めの受診をご検討ください。
受診前に知っておくと役立つこと
・検査は 発症12時間以降 のほうが陽性になりやすい
・「急な高熱」「節々の痛み」などの経過を伝えていただくと診断の助けになります
・解熱剤は アセトアミノフェン(カロナール) が使用しやすいタイプです
自宅でできる対処法
・水分をこまめに
・室内の加湿(40〜60%)
・食事は無理にとらなくてOK
・適切な解熱剤の使用
・家族はマスク・手洗いの徹底
つらい時は、無理をせずしっかり休むことが大切です。
当院でできること
いけざき内科・内視鏡クリニックでは、
・インフルエンザ迅速検査
・コロナとの同時検査
・成人・中学生以上のお子さまに対応
・当日受診OK
・デジスマ予約で待ち時間短縮
東松原駅からすぐ。
明大前・永福町・新代田からもアクセス良好です。
迷ったら早めにご相談ください
「インフルエンザかもしれない…?」
「熱はそこまで高くないのにしんどい…」
そんなときは、どうぞ無理をせずご来院ください。
当日の検査・治療にも対応しています。
【監修】
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
専門:
一般内科/内視鏡内科/消化器内科
内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)