2025年12月19日

はじめに
東松原・明大前・永福町・浜田山など、
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。
京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の 池崎 修 です。こんにちは。
このコラムは、
全4回シリーズでお届けしている
「大腸カメラについてのQ&A」第3回 です。
大腸カメラについて調べていると、
・下剤がつらそう
・たくさん飲めるか不安
・自宅で飲むのが心配
と感じて、検査を迷ってしまう方は少なくありません。
実際の診療でも、
「検査そのものより、下剤が一番不安です」
という声をとても多くいただきます。

この記事では、
下剤に不安がある方のための選択肢 を、
スマホでも読みやすく、わかりやすく解説します。
なぜ大腸カメラに下剤が必要なの?
大腸カメラでは、
腸の中をきれいにして観察すること がとても重要です。
便が残っていると、
・小さなポリープが見えにくい
・正確な診断ができない
といった問題が起こるため、
検査前に 腸管洗浄(下剤) が必要になります。
下剤が不安な方への主な選択肢
① 量を抑えた下剤

現在は、
・飲む量が比較的少ない
・味が工夫され、飲みやすい
タイプの下剤も使われています。
便秘の程度や体調に合わせて、
無理のない方法を選ぶことが可能 です。
② 院内で下剤を行う方法(院内下剤)

「自宅で下剤を飲むのが不安」
という方には、
・クリニックで下剤を開始
・スタッフが体調を確認しながら進める
院内下剤 という方法もあります。
初めて大腸カメラを受ける方や、
以前つらい経験があった方に、
選ばれることの多い方法 です。
③ 下剤を飲まないという選択肢

― 内視鏡的洗浄注入法について ―
実は、
下剤を大量に飲まずに検査を行う方法もあります。
それが
内視鏡的洗浄注入法です。
この方法では、
・鎮静剤を使用した状態で内視鏡を挿入
・内視鏡から洗浄液を注入しながら
・腸の中をきれいにして検査を行う
という手順で進めます。
この方法が向いている方
・下剤をどうしても飲めない
・以前、下剤が強くつらかった
・吐き気が出やすい
下剤への不安が強く、検査をためらっている
※ すべての方に適応できるわけではありませんが、
状況によっては選択肢の一つになります。
下剤が不安でも、検査をあきらめないで

下剤の不安が理由で、
検査を先延ばしにしてしまう方は少なくありません。
ただ、
・不安の内容
・体調
・これまでの検査経験
を事前に伝えていただくことで、
その方に合った方法を一緒に考えることができます。
こんな方は事前相談がおすすめです
・下剤がどうしても不安
・飲めない・飲みきれなかった経験がある
・自宅での準備に不安がある
・初めて大腸カメラを受ける
「検査を受けるかどうか迷っている」
その段階での相談でも問題ありません。
まとめ
・下剤は、検査の精度を保つために必要です
・量を抑えた下剤(サルプレップ) や 院内下剤 が選べます
・状況によっては、
下剤を飲まない方法(内視鏡的洗浄注入法) が使える場合もあります
・不安があるときは、事前相談がとても大切 です
「下剤が心配だから…」と、
検査をあきらめる必要はありません。
不安の内容に合わせて、
一緒に方法を考えていきます。
いつでも気軽にご相談下さい。
【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
一般内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科
内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
