医療コラム第42回:潰瘍性大腸炎とは?下痢・血便が続く方へ――IBSとの違いと検査の目安|東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック|東松原駅の内科・内視鏡内科・消化器内科・肝臓内科

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医療コラム第42回:潰瘍性大腸炎とは?下痢・血便が続く方へ――IBSとの違いと検査の目安

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2026年2月08日

医療コラム第42回:潰瘍性大腸炎とは?下痢・血便が続く方へ――IBSとの違いと検査の目安

はじめに

東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。

京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の 池崎 修 です。

・下痢が何週間も続いている
・血便が出る
・お腹が痛い
・「過敏性腸症候群(IBS)」と言われたけれど不安が残る

このような症状で、
「もしかして潰瘍性大腸炎では?」と
検索されている方は少なくありません。

潰瘍性大腸炎は、
早く見つけて治療を始めるほど、
日常生活を守れる病気です。

今回は、
IBSとの違いと検査の目安を
専門医の立場から解説します。

潰瘍性大腸炎とはどんな病気?

潰瘍性大腸炎は、
比較的若い方にも起こる、
慢性的な大腸の炎症の病気です。

大腸の粘膜に炎症や潰瘍ができる
慢性の炎症性腸疾患(IBD)です。

免疫の異常により、
自分の腸を攻撃してしまうことで
起こると考えられています。

主な症状は

・下痢
・血便
・腹痛
・便意が頻回になる

などです。

IBS(過敏性腸症候群)との違い

IBSも

・下痢
・便秘
・腹痛

が起こりますが、
腸に炎症や傷はありません。

一方、
潰瘍性大腸炎では

・腸の粘膜が赤くただれる
・出血する
・潰瘍ができる

といった
はっきりした異常があります。

つまり、
症状が似ていても
中で起きていることは
全く違う病気です。

こんな症状があれば潰瘍性大腸炎の可能性があります

次のような症状が続く場合は、
検査をおすすめします。

・血便が出る
・夜中にも便意で目が覚める
・下痢が何週間も続く
・体重が減る
・貧血を指摘された

これらは、
腸に炎症が起きているサインです。

※血便や腹痛などの症状については
👉もあわせてご覧ください。

※血便や腹痛などの症状が気になる方は
👉 医療コラム第39回:大腸がんの初期症状は?
血便・便が細い・腹痛…何が危険サイン?もあわせてご覧ください。

潰瘍性大腸炎の診断に必要な検査

内視鏡室

潰瘍性大腸炎の診断には、
大腸カメラが必須です。

便検査や血液検査だけでは、
腸の中の炎症や潰瘍を
正確に判断できません。

内視鏡で

・どこに
・どのくらい
・どんな炎症があるか

を直接確認し、
治療方針を決めます。

※初めて大腸カメラを受ける方は
👉 医療コラム第35回:初めての大腸カメラが不安な方へ
もあわせてご覧ください。

早く診断すれば生活は守れる

潰瘍性大腸炎は、
放置すると

・下痢や血便が悪化
・入院が必要になることがある
・大腸がんのリスクが上がる

といった問題が
起こることがあります。

しかし、
早く治療を始めれば、

仕事や学校、
日常生活を続けながら
コントロールできる病気です。

東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢で

潰瘍性大腸炎が心配な方へ

当院では

・鎮静剤を使った苦しくない大腸カメラ
・潰瘍性大腸炎の診断と長期フォロー
・IBSとの鑑別

を行っています。

下痢や血便が続いている方は、
「ストレスのせい」と決めつけず、

どうぞお気軽にご相談ください。
早めに確認することで、安心につながることが多くあります。


【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修

診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科

資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了

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