2026年3月09日

はじめに
東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。
京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修です。
外来では
・逆流性食道炎と診断された
・胸やけが長く続いている
・胃カメラでバレット食道と言われた
といったご相談を受けることがあります。
その中で
「バレット食道とは何ですか?」
「食道がんと関係があるのでしょうか?」
という質問をいただくことも少なくありません。
今回は
バレット食道とはどのような状態なのか
また、食道がんとの関係や胃カメラの重要性について解説します。
バレット食道とは

バレット食道とは
食道の粘膜が胃の粘膜に近い性質へ変化した状態を指します。
通常、食道の粘膜は
胃の強い酸に耐える構造にはなっていません。
しかし
胃酸の逆流が長く続くと
食道の粘膜が変化し
胃の粘膜に似た組織へと変わることがあります。
この状態を
バレット食道
と呼びます。

逆流性食道炎との関係
バレット食道の多くは
逆流性食道炎が長く続くこと
が原因と考えられています。
胃酸が食道へ逆流すると
・胸やけ
・呑酸(酸っぱいものが上がる感じ)
・のどの違和感
などの症状が起こります。
胸やけなどの症状については
👉
医療コラム第6回:逆流性食道炎の症状とは?──胸焼け・のどの違和感・咳が続く方へ
も参考になります。
この状態が長期間続くことで
食道の粘膜が変化し、
バレット食道になることがあります。
食道がんとの関係
バレット食道は
食道腺がんと関連することがある
ことが知られています。

ただし
バレット食道があるからといって
必ずしも食道がんになるわけではありません。
しかし
長期的な経過観察が重要
とされています。
そのため
定期的な胃カメラで
食道の状態を確認することが大切です。
胃カメラで分かること
バレット食道は
胃カメラ(胃内視鏡検査)
で確認することができます。
👉
医療コラム第3回:胃カメラは怖い?つらい?|初めてでも安心して受けられる検査です

胃カメラでは
・逆流性食道炎
・バレット食道
・食道がん
・胃炎
・胃がん
などを詳しく調べることができます。
症状が続く場合や
逆流性食道炎がある場合には
胃カメラによる評価が重要になります。
こんな症状がある場合は相談を
次のような症状がある場合は
消化器内科での相談をおすすめします。
・胸やけが続く
・胃酸が上がる感じがある
・のどの違和感がある
・食後に胸の不快感がある
慢性的な咳がある場合は
👉
医療コラム第4回:咳が2週間以上続く原因は?風邪じゃない可能性と受診の目安とは
も参考になります。
このような症状がある場合は
逆流性食道炎やバレット食道
が関係していることがあります。
まとめ
バレット食道とは
胃酸の逆流が長く続くことで
食道の粘膜が変化した状態です。
バレット食道は
食道がんと関連することがある
ため、
逆流症状がある場合には
胃カメラによる評価が重要になります。
胸やけなどの症状が続く場合は
早めに消化器内科で相談することをおすすめします。
気軽にご相談ください
いけざき内科・内視鏡クリニックでは
・逆流性食道炎の診断
・バレット食道の評価
・胃カメラ検査
などを行っています。
東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢など
井の頭線沿線で
胸やけや胃の不調が気になる方は
お気軽にご相談ください。
【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科
資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
