医療コラム番外編【花粉症シリーズ②】:花粉症と過敏性腸症候群(IBS)の関係|春に腹痛・下痢が増える理由|東松原駅の内科・消化器内科・胃カメラ・大腸カメラ|いけざき内科・内視鏡クリニック

〒156-0043東京都世田谷区松原5-56-12 丸山ビル1階

03-6379-5731

WEB予約
下層メインビジュアル

医療コラム番外編【花粉症シリーズ②】:花粉症と過敏性腸症候群(IBS)の関係|春に腹痛・下痢が増える理由

医療コラム番外編【花粉症シリーズ②】:花粉症と過敏性腸症候群(IBS)の関係|春に腹痛・下痢が増える理由|東松原駅の内科・消化器内科・胃カメラ・大腸カメラ|いけざき内科・内視鏡クリニック

2026年3月04日

医療コラム番外編【花粉症シリーズ②】:花粉症と過敏性腸症候群(IBS)の関係|春に腹痛・下痢が増える理由

はじめに

東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。

京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の池崎 修です。


春になり花粉症がつらくなると、

・腹痛や下痢が増える
・便秘やお腹の張りが気になる
・外出前にお腹が痛くなる
・花粉症の薬を飲んでから便通が変わった

このような症状はありませんか?

花粉症と過敏性腸症候群(IBS)には、
関連があることが報告されています。

ただし、花粉症がIBSを直接起こすと
証明されているわけではありません。

春は睡眠不足や寒暖差、
新生活のストレスなども重なるため、
胃腸症状が悪化することがあります。

今回は、春に腹痛や下痢が増える理由と、
消化器内科を受診する目安を解説します。

過敏性腸症候群(IBS)とは?

IBSは、腸に明らかな病変がなくても、
腹痛と便通異常を繰り返す病気です。

主な症状は、

・腹痛
・下痢または便秘
・お腹の張りやガス
・排便すると腹痛が軽くなる

などです。

ストレスや緊張、食事、睡眠不足などで、
症状が悪化することがあります。

医療コラム第28回:過敏性腸症候群(IBS)とは?

春に腹痛や下痢が増える理由

1.睡眠不足や疲労

花粉症による鼻づまりやくしゃみで、
睡眠が浅くなることがあります。

睡眠不足や疲労が続くと、
自律神経のバランスが乱れ、
腸の動きが不安定になる場合があります。


2.新生活のストレス

春は入学、異動、引っ越しなど、
生活環境が変化しやすい季節です。

緊張や不安が強くなると、
腸が敏感になり、

・出勤前にお腹が痛くなる
・朝に下痢を繰り返す
・外出先で便意が心配になる

といった症状が現れることがあります。

睡眠不足やストレス、
生活リズムの変化
が重なることで、
IBSが悪化する可能性があります。


3.寒暖差や食生活の変化

春は気温の変化が大きく、
体調や生活リズムが乱れやすくなります。

食事の時間が不規則になることや、
コーヒー、アルコール、脂っこい食事も
腹痛や下痢のきっかけになります。


4.花粉症治療薬の影響

花粉症に使用する薬の種類によっては、
便秘や胃の不快感などが
現れることがあります。

症状が気になる場合も、
自己判断で薬を中止せず、
処方した医師や薬剤師へご相談ください。

自分でできる対策

春に胃腸症状が悪化する方は、
次の点を試してみましょう。

・睡眠時間を確保する
・食事の時間を整える
・脂っこい食事や飲酒を控える
・カフェインを取り過ぎない
・症状と食事、服薬内容を記録する

特定の食品を一律に
禁止する必要はありません。

症状と生活の記録をつけると、
食事やストレス、薬との関係を
確認しやすくなります。

早めに受診したい症状

腹痛や下痢が春に起きても、
すべてがIBSによるものとは限りません。

次のような場合は、
早めに医療機関へご相談ください。

・血便または黒い便が出た
・夜中に下痢や腹痛で目が覚める
・発熱や強い腹痛がある
・意図せず体重が減っている
・貧血を指摘された
・下痢が長く続いている

特に、血便・体重減少・夜間症状
ある場合は注意が必要です。

感染性腸炎や炎症性腸疾患など、
IBS以外の病気を確認する必要があります。

医療コラム第45回:下痢が1週間続く|受診すべきサイン

消化器内科で行う検査

症状や経過に応じて、

・血液検査
・便検査
・腹部エコー
・大腸カメラ

などを検討します。

全員に大腸カメラが
必要になるわけではありません。

年齢や症状、血便・体重減少の有無から、
必要な検査を判断します。

まとめ

花粉症とIBSには、
関連があることが報告されています。

ただし、直接的な因果関係は
明らかになっていません。

春は花粉症による睡眠不足に加え、
寒暖差や新生活のストレス、
服薬などが重なります。

生活を整えても改善しない場合や、
血便・体重減少・夜間症状がある場合は、
自己判断で様子を見過ぎないでください。

春の腹痛・下痢にお悩みの方へ

受付

東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニックでは、

春に悪化する腹痛や下痢、
便秘、お腹の張りなどの
ご相談に対応しています。

症状が続く場合は、
消化器内科へご相談ください。

【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修

診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科

資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了

TOP