血液検査の見方|WBC・CRP・Hbで何がわかる?

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血液検査の見方|WBC・CRP・Hbが高い・低いと何がわかる?貧血や炎症を解説【医療コラム第106回】

血液検査の見方|WBC・CRP・Hbで何がわかる?

2026年5月25日

血液検査の見方|WBC・CRP・Hbが高い・低いと何がわかる?貧血や炎症を解説【医療コラム第106回】

はじめに

東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。

京王井の頭線 東松原駅前
東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修です。


健康診断や外来で

・WBCが高いと言われた
・CRPが陽性だった
・Hbが低く貧血と言われた
・血液検査の結果がよくわからない

このようなご相談を多くいただきます。


血液検査は

「今、体で何が起きているか」

を知る大切な手がかりです。


今回は
よく見る項目である

・WBC(白血球)
・CRP
・Hb(ヘモグロビン)

について
わかりやすく解説します。

WBC(白血球)とは?

WBCは

White Blood Cell(白血球)

の略です。

白血球は
細菌やウイルスなどから
体を守る役割があります。


◆WBCが高くなる原因

・風邪
・胃腸炎
・肺炎
・扁桃炎
・強いストレス
・喫煙
・炎症性疾患

などで上昇します。


特に

「感染症の初期」

では
まずWBCが先に上がることが多いです。

CRPとは?

CRPは

体の炎症の強さ

をみる項目です。

炎症や感染が起こると
数時間〜1日程度遅れて上昇します。


◆CRPが高くなる原因

・細菌感染
・肺炎
・胆のう炎
・虫垂炎
・膠原病
・強い炎症

などがあります。

WBCとCRPの違い

ここは診療でも重要なポイントです。

WBCは感染初期に先に上昇し、
CRPは少し遅れて上昇します。

逆に回復期では

WBCが先に下がり、
CRPは遅れて低下します。


つまり

WBCとCRPには
“時間差”

があります。

この推移をみることで

・感染初期なのか
・改善傾向なのか

を判断する手がかりになります。

Hb(ヘモグロビン)とは?

Hbは

血液の中で酸素を運ぶ成分

です。

Hbが低いと
「貧血」と言われます。


◆Hbが低いとどうなる?

・疲れやすい
・動悸
・息切れ
・めまい
・立ちくらみ

などの症状が出ることがあります。

ただし

軽い貧血では
症状がないことも少なくありません。

貧血で注意が必要なケース

特に

鉄欠乏性貧血

では

・胃潰瘍
・大腸ポリープ
・大腸がん
・胃がん

など

消化管からの出血

が隠れていることがあります。


女性では
月経による鉄欠乏性貧血も多くみられます。

ただし、

消化管出血が隠れている場合もあるため
注意が必要です。

また、必要に応じて

・鉄
・フェリチン

などを追加で調べることがあります。

特に

・便潜血陽性
・黒い便(タール便)
・体重減少
・腹痛

などを伴う場合は
早めの受診をおすすめします。

🔗 関連コラム
第1回:便潜血陽性と言われたら
第39回:大腸がんの初期症状とは
第64回:黒い便が出たら危険?
第91回:胃がんの初期症状とは?
第103回:女性の貧血は放置していい?

当院では院内で迅速血液検査が可能です

当院では

・WBC(白血球)
・CRP
・Hb(ヘモグロビン)

などを
院内で迅速測定できる体制を整えております。

血液検査機

発熱や腹痛、体調不良の際に

「炎症が強いのか」
「貧血があるのか」

をその場で確認し、

必要な追加検査や治療方針を
判断することが可能です。

結果を早めに確認できることで

患者さまの不安軽減にも
つながります。

消化器内科で相談をおすすめするケース

以下の場合は
一度ご相談ください。

・WBC高値が続く
・CRP高値が続く
・原因不明の発熱
・Hb低下を指摘された
・貧血が改善しない
・便潜血陽性がある
・胃痛や腹痛が続く

必要に応じて

・胃カメラ
・大腸カメラ
・腹部超音波
・追加採血

などを検討します。

こんな場合は早めの受診をおすすめします

・Hb低下が続く
・便潜血陽性
・黒い便(タール便)
・原因不明の発熱
・体重減少
・腹痛が続く
・CRP高値が続く

健康診断で異常を指摘されても、
すぐに重い病気とは限りません。

ただし、
放置せず原因を確認することが大切です。

🔗 関連コラム
第66回:貧血と消化管出血の関係
第64回:黒い便が出たら危険?
第65回:体重減少が続く原因とは?
第80回:腹痛の場所でわかる原因

当院の内視鏡検査について

当院では

鎮静剤を使用した
苦痛の少ない胃カメラ・大腸カメラ

に対応しております。

・眠っている間に受けられる内視鏡
・炭酸ガス送気によるお腹の張り軽減
・日帰り大腸ポリープ切除
・リカバリールーム完備

など
安心して検査を受けていただける環境を整えています。

まとめ

WBC・CRP・Hbは

体の状態を知るための
とても大切な検査項目です。

特に

・炎症
・感染
・貧血
・消化管出血

のサインとして重要です。

健康診断で異常を指摘された場合は
放置せず、早めの受診をおすすめします。

まずは
お気軽にご相談ください。


【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修

診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科

資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医

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