医療コラム第54回:生理前に下痢・腹痛が悪化するのはなぜ?|IBS・ピル・ホルモンと腸の関係|東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック|東松原駅の内科・内視鏡内科・消化器内科・肝臓内科

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医療コラム第54回:生理前に下痢・腹痛が悪化するのはなぜ?|IBS・ピル・ホルモンと腸の関係

医療コラム第54回:生理前に下痢・腹痛が悪化するのはなぜ?|IBS・ピル・ホルモンと腸の関係|東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック|東松原駅の内科・内視鏡内科・消化器内科・肝臓内科

2026年2月19日

医療コラム第54回:生理前に下痢・腹痛が悪化するのはなぜ?|IBS・ピル・ホルモンと腸の関係

はじめに

東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。

京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の 池崎 修 です。

これまで
胃の痛みや吐き気、食欲低下など
胃の症状について解説してきました。

一方で外来では、
腹痛や下痢のご相談も非常に多くあります。

特に女性の患者さんから、
次のようなご相談をよく受けます。

・生理前になると下痢になる
・生理前に腹痛が強くなる
・周期的に症状が悪くなる
・IBSと関係があるのか不安

実は、
女性ホルモンと腸の働きは深く関係しています。

今回は、
生理前に腸の症状が悪化する理由と
受診の目安について解説します。

なぜ生理前に下痢や腹痛が起きるのか

生理前には、体の中でホルモンの変化が起こります。

特に関係するのは

・プロゲステロン
・プロスタグランジン

です。

これらは腸の動きに影響を与えます。

その結果、

・腸が過敏になる
・下痢になりやすい
・腹痛を感じやすい

といった症状が起こります。

生理前だけ症状が強い場合は、
ホルモンの影響が関係している可能性があります。

IBS(過敏性腸症候群)との関係

IBSの方は、
もともと腸が敏感な状態です。

そのため

・ストレス
・睡眠不足
・ホルモン変化

などの影響を受けやすく、
生理前に症状が悪化する方は少なくありません。

周期的に悪化する場合は、
IBSが関係している可能性があります。

※詳しくはこちら
👉 医療コラム第28回:下痢・便秘・腹痛が続く方へ、それって過敏性腸症候群(IBS)?

ピルで改善することもある?

ホルモンの影響が強い場合、
低用量ピルで症状が安定することがあります。

ただし、

・すべての方に有効ではない
・副作用の確認が必要

ため、婦人科と相談することが大切です。

内科と婦人科の両方の視点で考えることが重要です。

注意が必要な症状

生理前だからといって、
すべてを様子見してよいわけではありません。

次の症状がある場合は、
一度検査を検討してください。

・血便がある
・体重が減っている
・下痢が長期間続く
・夜間も腹痛で目が覚める

これらは

・炎症性腸疾患
・大腸ポリープ
・大腸がん

などが隠れている可能性があります。

※血便についてはこちら
👉 医療コラム第39回:大腸がんの初期症状は?血便・便が細い・腹痛…何が危険サイン?

受診の目安

次のような場合は受診をおすすめします。

・毎月つらい症状が出る
・仕事や学校に支障がある
・市販薬で改善しない

原因をはっきりさせることで、
安心して生活できることが多くあります。

まとめ

生理前に下痢や腹痛が悪化するのは

・ホルモンの変化
・腸の敏感さ
・IBS

などが関係しています。

多くの場合は心配のない症状ですが、
他の病気が隠れていることもあるため、
症状が続く場合は一度ご相談ください。

適切な対処で、
症状が軽くなる方も多くいらっしゃいます。

気軽にご相談ください

腹痛や下痢などの症状でお悩みの方は
京王井の頭線 東松原駅徒歩1分
当院へご相談ください。

必要に応じて

・血液検査
・便検査
・大腸カメラ

など、原因に応じた検査をご提案しています。

井の頭線沿線で
腹痛や下痢が続く方は
お気軽にご相談ください。

【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修

診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科

資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了

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