IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)とは?|膵のう胞を指摘されたときの考え方【医療コラム第94回】|東松原駅の内科・消化器内科・胃カメラ・大腸カメラ|いけざき内科・内視鏡クリニック

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IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)とは?|膵のう胞を指摘されたときの考え方【医療コラム第94回】

IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)とは?|膵のう胞を指摘されたときの考え方【医療コラム第94回】|東松原駅の内科・消化器内科・胃カメラ・大腸カメラ|いけざき内科・内視鏡クリニック

2026年4月02日

IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)とは?|膵のう胞を指摘されたときの考え方【医療コラム第94回】

はじめに

東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。

京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修です。


外来では

・健康診断で「膵のう胞」と言われた
・IPMNと指摘されて不安
・手術が必要なのか知りたい

といったご相談を多くいただきます。

結論

👉 IPMNは
すぐに手術が必要とは限りません

👉 多くは経過観察が可能ですが
 一部はがん化するリスクがあります

👉 定期的な画像検査がとても重要です

IPMNとは?

IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)は

👉 膵臓の管(膵管)の中にできる腫瘍で
👉 粘液を多く産生するのが特徴です

どんな病気?

IPMNは大きく2つに分かれます

👉 主膵管型
👉 分枝型


■ 主膵管型

👉 がん化リスクが比較的高い

👉 手術が検討されることが多い

■ 分枝型

👉 健診で偶然見つかることが多い

👉 小さい場合は経過観察になることが多い

なぜ問題になるのか?

👉 一部では
膵がんへ進行する可能性があるため
注意が必要です

注意すべきサイン(ハイリスク所見)

次のような場合は注意が必要です

👉 のう胞が大きい(目安3cm以上)
👉 壁に結節(しこり)がある
👉 主膵管が拡張している
👉 黄疸が出ている


👉 これらがある場合は
 精密検査や手術が検討されます

症状はある?

👉 多くは無症状です

👉 健診やCT・MRIで偶然見つかります


ただし

・腹痛
・背中の痛み
・体重減少

などがある場合は注意が必要です

検査は何をする?

👉 CT
👉 MRI(MRCP)
👉 超音波内視鏡(EUS)

👉 状況に応じて組み合わせて評価します

経過観察が大切

IPMNは

👉 「見つけたら終わり」ではなく
👉 「定期的に見ていく病気」です


👉 半年〜1年ごとの検査で
 変化がないかを確認します

放置していいの?

👉 完全に放置はおすすめできません

👉 変化を見逃さないことが重要です

こんな方はご相談ください

👉 健診で膵のう胞を指摘された
👉 IPMNと言われたが説明がよく分からない
👉 経過観察と言われて不安
👉 精密検査が必要か知りたい

検査について詳しく知りたい方へ

胃カメラの詳細はこちら

👉 WEB予約(消化器内科)はこちら

まとめ

👉 IPMNは珍しくない病気です

👉 多くは経過観察で対応可能

👉 ただし一部はがん化するため注意

👉 定期フォローが最も重要です

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👉 膵臓がんの初期症状とは?【医療コラム第88回】
👉 急性膵炎とは?【医療コラム第87回】

【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修

診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科

資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医

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