2026年2月14日

はじめに
東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。
京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の 池崎 修 です。
・潰瘍性大腸炎と診断され、大腸がんが心配
・長く病気と付き合うことに不安がある
・検査はどれくらいの頻度で必要か知りたい
このようなご相談を受けることがあります。
潰瘍性大腸炎は、
適切な治療と定期的な検査を行うことで、
多くの方が安定した生活を送ることができる病気です。
今回は、
潰瘍性大腸炎と大腸がんの関係、
そして検査の重要性について解説します。
潰瘍性大腸炎と大腸がんの関係

潰瘍性大腸炎の患者さんは、
一般の方と比べて
大腸がんのリスクがやや高くなることが知られています。
特に次のような場合は、
リスクが上がるとされています。
・発症から長い年数が経過している
・炎症の範囲が広い
・炎症が強い状態が続いている
ただし、
すべての方が大腸がんになるわけではありません。
定期的な検査を行うことで、
早期発見・早期治療が可能になります。
なぜリスクが上がるの?
潰瘍性大腸炎では、
腸の粘膜に慢性的な炎症が続きます。
この炎症が長期間続くことで、
粘膜の細胞が変化し、
がんが発生することがあります。
そのため、
症状が落ち着いていても
定期的な検査が重要になります。
どれくらいの頻度で検査が必要?
一般的には
・発症から8〜10年以降
・定期的な大腸カメラ
が推奨されています。
頻度は
・炎症の範囲
・病状の安定度
・これまでの経過
によって変わります。
主治医と相談しながら
無理のない検査間隔を決めていきます。
大腸カメラで何を見ているの?

潰瘍性大腸炎の検査では
・炎症の状態
・粘膜の変化
・がんの前段階の変化
を確認します。
必要に応じて
組織を採取して詳しく調べることもあります。
こうした検査を定期的に行うことで、
異常を早い段階で見つけることができます。
症状がないときも検査は必要?
はい、必要です。
潰瘍性大腸炎では
・症状が落ち着いていても炎症が残る
・自覚症状がない段階で変化が起きる
ことがあります。
そのため、
調子が良いときこそ
定期的な検査が大切になります。
治療を続けることも予防につながる
潰瘍性大腸炎では、
炎症をしっかり抑えることが
大腸がんのリスクを下げることにつながります。
・5-アミノサリチル酸(5-ASA)製剤
・免疫調節薬
・生物学的製剤
などを適切に使用し、
炎症をコントロールすることが重要です。
自己判断で薬を中断しないことが大切です。
潰瘍性大腸炎について詳しく知りたい方へ
※潰瘍性大腸炎については
👉医療コラム第42回:潰瘍性大腸炎とは?下痢・血便が続く方へ――IBSとの違いと検査の目安
※治療薬については
👉 医療コラム第48回:潰瘍性大腸炎の治療薬は何種類ある?|5-ASA・ステロイド・生物学的製剤の違いを専門医が解説
もあわせてご覧ください。
東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢で
潰瘍性大腸炎の検査・治療を受けたい方へ
当院では
・潰瘍性大腸炎の診断
・症状に応じた治療
・定期的な大腸カメラによるフォロー
を行っています。
潰瘍性大腸炎と診断された方、
検査のタイミングに迷っている方は、
どうぞお気軽にご相談ください。
定期的な検査と適切な治療により、
安心して普段どおりの生活を続けられる状態を目指します。
【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科
資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
