医療コラム第26回:健診で「食道・胃の要検査」と言われたら?|東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック|東松原駅の内科・内視鏡内科・消化器内科・肝臓内科

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医療コラム第26回:健診で「食道・胃の要検査」と言われたら?

医療コラム第26回:健診で「食道・胃の要検査」と言われたら?|東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック|東松原駅の内科・内視鏡内科・消化器内科・肝臓内科

2026年1月21日

医療コラム第26回:健診で「食道・胃の要検査」と言われたら?

はじめに

東松原・明大前・永福町・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。

京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の 池崎 修 です。

健康診断や人間ドックの結果で、
・「食道・胃の要検査」
・「粘膜不整があります」
・「透亮像を認めます」
と書かれていて、
不安になったことはありませんか。

・がんの可能性があるの?
・症状がなくても受診すべき?
・すぐに検査しないといけない?
このように迷われる方は、とても多いです。

結論からお伝えします

👉 「要検査=がん確定」ではありません。

ただし一方で、
👉 「放置してよいかどうか」は、検査をしないと分からない
というのも事実です。

今回は、
健診で「食道・胃の要検査」を指摘されたときに
まず知っておいてほしいポイント
次にすべき対応を、分かりやすく解説します。

「要検査」とはどういう意味?

まず大切なポイントです。
👉 「要検査」= がんが確定した、という意味ではありません。

健診での「要検査」とは、
・バリウム検査
・レントゲン
・問診結果
などから、
「もう少し詳しく調べたほうがよい所見がある」
と判断された段階を指します。

この時点で、
診断が確定しているわけではありません。

食道・胃で「要検査」になる主な理由

健診でよく指摘される原因には、
次のようなものがあります。
・逆流性食道炎
・胃炎(慢性胃炎・萎縮性胃炎)
・ピロリ菌感染が疑われる所見
・胃や食道のポリープ
・粘膜の荒れや凹凸
・まれに、早期のがん
👉 多くの場合は炎症などの良性疾患です。

ただし、
見た目だけでは良性かどうか判断できないため、
「要検査」となります。

「粘膜不整」「透亮像」とは?

健診結果のコメント欄に、
・粘膜不整
・透亮像(とうりょうぞう)
と書かれていると、
特に不安になりますよね。

それぞれの意味を、
できるだけ分かりやすく説明します。

「粘膜不整」とは?

粘膜不整とは、
👉 食道や胃の表面(粘膜)が荒れていたり、
でこぼこして見える所見

を指します。

主に、
胃バリウム検査で指摘されます。

考えられる原因
・逆流性食道炎
・慢性胃炎・萎縮性胃炎
・ピロリ菌感染
・痛み止めなどの薬の影響
・ごく一部に、腫瘍性病変
👉 多くは良性変化ですが、
👉 見た目だけでは判断できないため「要検査」となります。

「透亮像」とは?

透亮像とは、
👉 バリウム検査で、本来白く写る部分が
黒っぽく抜けて見える所見

のことです。

これは、
・バリウムがたまらない
・盛り上がりがある
・くぼみがある
といった変化の可能性を示します。

考えられる原因
・胃ポリープ
・食道・胃の隆起性病変
・胃潰瘍やびらん
・まれに、がん

👉 透亮像も、
異常の可能性を示す所見であり、
診断が確定したわけではありません。

症状がなくても検査は必要?

「胃痛もないし、胸やけもないから大丈夫かな…」
そう思われる方も少なくありません。

しかし、
・早期の胃がん
・ピロリ菌による胃炎
などは、
👉 自覚症状がほとんどないことも多いのが特徴です。

そのため、
健診で「要検査」と言われた場合は、
症状がなくても精密検査を受けることが大切です。

次にすべき検査は?

食道・胃の評価で
最も確実な検査は、
👉 **胃カメラ(上部内視鏡検査)**です。

胃カメラでは、
・食道・胃の粘膜を直接観察
・炎症やポリープの有無を確認
・必要に応じて組織検査
・ピロリ菌検査
まで行うことができます。

👉 健診結果の
「本当の意味」をはっきりさせる検査です。

なお、このような検査は
必ずしも大きな病院で行う必要はありません。

内科・内視鏡クリニックでも、
健診後の精密検査として
胃カメラを受けることが可能です。

「要検査」を放置するとどうなる?

・忙しくて後回しにしてしまう
・来年の健診でいいかな、と様子を見る
という方もいらっしゃいますが、
・炎症の悪化
・ピロリ菌感染の長期放置
・早期発見の機会を逃す
といったリスクがあります。

👉 健診後1〜2か月以内を目安に、
一度ご相談いただくことをおすすめします。

当院での対応について

当院では、
・鎮静剤を使用した、苦痛の少ない胃カメラ
・初めての方にも分かりやすい事前説明
・健診結果をご持参いただき、内容を一緒に確認
といった対応を行っています。

「検査が必要かどうか、
まず相談だけしたい」
という受診も、もちろん大丈夫です。

まとめ

・「食道・胃の要検査」
 👉 がん確定ではありません

・粘膜不整
 👉 粘膜の荒れや炎症が疑われる所見

・透亮像
 👉 隆起やくぼみが疑われる所見

・正確な診断には
 👉 胃カメラが最も有効

・放置せず
 👉 一度きちんと確認することが大切

どうぞ、気軽にご相談ください

健診結果で
・「食道・胃の要検査」
・「粘膜不整」
・「透亮像」
を指摘された方は、
どうぞお気軽にご相談ください。

東松原・明大前・永福町・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいの方の
身近な内科・内視鏡クリニックとして対応しています。

検査を前提としなくても構いません。
ご都合のよい時間に、WEBからご予約いただけます。

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【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
一般内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科

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