ピロリ菌と言われたら|検査で指摘されたときの意味と次にやるべきこと【医療コラム第25回】|東松原駅の内科・消化器内科・胃カメラ・大腸カメラ|いけざき内科・内視鏡クリニック

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ピロリ菌と言われたら|検査で指摘されたときの意味と次にやるべきこと【医療コラム第25回】

ピロリ菌と言われたら|検査で指摘されたときの意味と次にやるべきこと【医療コラム第25回】|東松原駅の内科・消化器内科・胃カメラ・大腸カメラ|いけざき内科・内視鏡クリニック

2026年1月19日

ピロリ菌と言われたら|検査で指摘されたときの意味と次にやるべきこと【医療コラム第25回】

はじめに

東松原・明大前・永福町・下北沢など、
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。

京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の池崎 修です。

健康診断や過去の検査で、

・ピロリ菌がいると言われた
・以前指摘されたままになっている
・症状がないので放置している
・何の検査を受ければよいか分からない
・除菌治療が必要か知りたい

と悩んでいませんか?

ピロリ菌を指摘されても、
検査方法によって結果の意味が異なります。

今回は、ピロリ菌を指摘されたときに
確認したいことと、

次に行う検査や治療について
分かりやすく解説します。

ピロリ菌とは?

ピロリ菌は、胃の粘膜に感染し、
慢性的な炎症を起こす細菌です。

多くは幼少期に感染し、
除菌しなければ胃の中に
長期間残ると考えられています。

感染が続くと、

・慢性胃炎
・萎縮性胃炎
・胃潰瘍、十二指腸潰瘍
・胃がん
・胃MALTリンパ腫

などに関係する場合があります。

ただし、ピロリ菌に感染した方が
必ず胃がんになるわけではありません。

症状がなくても胃の炎症が
進んでいる場合があるため、

「何も困っていないから大丈夫」と
判断しないことが大切です。

どの検査で指摘されたか確認しましょう

ピロリ菌の主な検査には、

・血液や尿の抗体検査
・尿素呼気試験
・便中ピロリ菌抗原検査
・胃カメラ時に行う検査

などがあります。

血液や尿の抗体検査は、
過去の感染や除菌後でも
陽性が続くことがあります。

一方、尿素呼気試験や
便中ピロリ菌抗原検査は、

現在の感染を調べる検査として
利用されます。

検査結果だけで自己判断せず、
過去の除菌歴や胃カメラ所見も含めて
総合的に判断します。

ピロリ菌を指摘された後の流れ

一般的には、次の順番で
検査や治療を検討します。

1.検査結果と除菌歴を確認

どの検査で陽性になったか、
過去に除菌治療を受けたかを確認します。

健診結果や過去の検査結果、
お薬手帳をお持ちください。

2.胃カメラで胃の状態を確認

胃カメラでは、

・胃炎や萎縮の範囲
・胃潰瘍、十二指腸潰瘍
・胃ポリープ
・胃がんを疑う病変

などを直接観察します。

ただし、内視鏡画像だけで
ピロリ菌感染を確定するわけではありません。

必要に応じて、尿素呼気試験や
便中抗原検査、胃粘膜を用いた検査などを
組み合わせて判断します。

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3.感染が確認されたら除菌治療

ピロリ菌の感染が確認された場合は、
原則として除菌治療を検討します。

一般的な一次除菌では、
胃酸を抑える薬と2種類の抗菌薬を
7日間服用します。

除菌によって、胃潰瘍などの再発や
将来の胃がんリスクを
下げる効果が期待できます。

ただし、除菌すれば胃がんを
完全に防げるわけではありません。

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4.除菌できたか判定

薬を飲み終えただけでは、
除菌に成功したか分かりません。

当院では、治療終了後
8週間以上空けて、

尿素呼気試験などで
除菌判定を行います。

胃酸を抑える薬や抗菌薬は、
検査結果に影響する場合があります。

休薬については、
自己判断せず医師の指示に
従ってください。

除菌後も胃カメラは必要?

除菌に成功しても、
胃がんのリスクが
完全にゼロになるわけではありません。

除菌前に生じた萎縮性胃炎や
腸上皮化生などが残る場合があるためです。

特に、萎縮の範囲が広い方や
胃がんの治療歴、家族歴がある方は、

医師から案内された間隔で
胃カメラを受けましょう。

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第92回:ピロリ菌と胃がんの関係

当院へご相談ください

当院では、

・ピロリ菌検査
・胃カメラ
・一次、二次除菌治療
・除菌判定
・除菌後の経過観察

に対応しています。

胃カメラは、経鼻・経口内視鏡のほか、
ご希望や体調に応じて
鎮静剤を使用した検査も行っています。

「検査結果の意味が分からない」
「以前指摘されたままになっている」

という段階でもご相談ください。

まとめ

ピロリ菌を指摘されたら、
まず検査方法と過去の除菌歴を
確認することが大切です。

必要に応じて胃カメラや
追加のピロリ菌検査を行い、

現在の感染が確認された場合は
除菌治療を検討します。

治療後は除菌判定を受け、
除菌に成功した後も定期的に
胃カメラを受けましょう。

【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修

診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科

資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医

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