2026年3月05日

はじめに
東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。
京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修 です。
外来では、次のようなご相談をよくいただきます。
・トイレで血がついて驚いた
・便に血が混じっていた
・トイレットペーパーに血がついた
・血便が出たが様子を見てよいか迷っている
血便は比較的よくある症状ですが、
大腸がんなど重大な病気のサインである場合もあります。
今回は
血便の原因と受診の目安について
わかりやすく解説します。
血便とは?
血便とは
便に血液が混じる、または排便時に出血を認める状態
を指します。
血の色によって、
出血している場所がある程度推測できることがあります。

血の色で考えられる原因
▶ 鮮やかな赤い血(鮮血)
肛門に近い場所からの出血が多く、
・痔(いぼ痔・切れ痔)
・直腸炎
・大腸ポリープ
・大腸がん
などが考えられます。
▶ 暗赤色の血
大腸の奥からの出血の可能性があります。
・大腸ポリープ
・大腸憩室出血
・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎など)
・大腸腫瘍
などが原因となることがあります。
▶ 黒い便(タール便)
黒くて粘り気のある便は
胃や十二指腸からの出血
の可能性があります。
👉 医療コラム第64回:黒い便が出たら危険?|タール便の原因と受診の目安
⚠️ すぐ受診したほうがよいサイン
次の症状を伴う場合は注意が必要です。
・血便が続く
・血の量が多い
・腹痛や下痢を伴う
・体重減少
・貧血を指摘された
・40歳以上で初めての血便
このような場合は、
自己判断で様子を見ることはおすすめできません。
痔だと思っても検査が必要?
実際の外来では
「痔だと思っていたら大腸ポリープだった」
「検査で早期大腸がんが見つかった」
というケースも少なくありません。
血便の原因は
見た目だけでは判断できないことが多いのです。
血便が出たときに行う検査(大腸カメラ)
血便の原因を調べるために行う検査が
大腸カメラ(大腸内視鏡検査)
です。

検査では
・ポリープの発見
・早期大腸がんの診断
・炎症の評価
・その場でポリープ切除
まで行える場合があります。
「一度だけだから大丈夫」は危険
血便が一度だけでも
「出血が自然に止まっただけ」
という可能性があります。
症状が消えても
原因が残っていることもあるため注意が必要です。
まとめ
血便は
・痔などの良性疾患の場合もある
・大腸がんなど重大な病気のサインの場合もある
重要な症状です。
次のような場合は
早めに医療機関へ相談することをおすすめします。
✔ 血便が出た
✔ 普段と便の様子が違う
✔ 出血があり不安がある
早めの検査が安心につながります。
気軽にご相談ください
いけざき内科・内視鏡クリニックでは
・血便の原因評価
・大腸カメラ検査
・ポリープ切除治療
を行っています。
東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢など
井の頭線沿線で血便や便の異常が気になる方は、お気軽にご相談ください。
血便が気になる方は
早めの検査をおすすめします。
「痔だと思っていたらポリープが見つかった」
というケースも少なくありません。
【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科
資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
