梅雨明け後に食欲低下・吐き気・下痢が増えるのはなぜ?|夏バテと熱中症の違い【医療コラム第117回】|東松原駅の内科・消化器内科・胃カメラ・大腸カメラ|いけざき内科・内視鏡クリニック

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梅雨明け後に食欲低下・吐き気・下痢が増えるのはなぜ?|夏バテと熱中症の違い【医療コラム第117回】

梅雨明け後に食欲低下・吐き気・下痢が増えるのはなぜ?|夏バテと熱中症の違い【医療コラム第117回】|東松原駅の内科・消化器内科・胃カメラ・大腸カメラ|いけざき内科・内視鏡クリニック

2026年7月14日

梅雨明け後に食欲低下・吐き気・下痢が増えるのはなぜ?|夏バテと熱中症の違い【医療コラム第117回】

はじめに

東松原・明大前・永福町・下北沢など、
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。

京王井の頭線 東松原駅前
東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修です。


梅雨明け後に、

・食欲がない
・吐き気がする
・胃が重い
・下痢が続く
・お腹が痛い

このような症状はありませんか?

急に暑くなる梅雨明け後は、
体が暑さに慣れておらず、
体調を崩しやすい時期です。


今回は、

梅雨明け後に起こる胃腸症状と、
夏バテ・熱中症の違い、
消化器内科を受診する目安を解説します。

結論|夏の胃腸不調を夏バテと決めつけない

梅雨明け後の食欲低下や吐き気は、
夏バテだけでなく、
熱中症でも起こります。


また、

下痢や腹痛が続く場合は、

・食中毒
・感染性胃腸炎
・急性胃炎
・胃・十二指腸潰瘍
・過敏性腸症候群

などが関係していることもあります。


血便や黒い便、強い腹痛、
繰り返す嘔吐がある場合は、
早めに医療機関を受診しましょう。

梅雨明け後に胃腸の調子を崩す理由

急な暑さに体が慣れていない

梅雨明け後は気温が急に上がり、
発汗量が増えます。

体が暑さに慣れていない時期は、
体温調節がうまくいかず、
熱中症のリスクが高まります。


水分・塩分が不足する

汗を多くかくと、
水分だけでなく
塩分も失われます。

脱水が進むと、

・食欲低下
・吐き気
・頭痛
・めまい
・強い倦怠感

などが現れることがあります。


冷たい物を取りすぎる

冷たい飲み物などを
一度に多く取ると、
胃腸の不調につながることがあります。

暑い日でも、

冷たい物ばかりに偏らず、
胃腸に負担をかけないことが大切です。


睡眠や食生活が乱れる

暑さによる睡眠不足や疲労、
食事量の減少なども、
胃腸の働きに影響します。

いわゆる夏バテでは、

食欲低下や胃もたれ、
軽い吐き気、倦怠感などが
続くことがあります。

熱中症でも吐き気や下痢は起こる?

熱中症というと、

めまいや意識障害を
イメージする方が多いと思います。


しかし、熱中症では、

✅ 頭痛

✅ 吐き気・嘔吐

✅ 下痢

✅ 強い倦怠感

✅ 脱力感

などの症状も現れます。

暑い場所にいた後に
胃腸症状が起こった場合は、
熱中症の可能性も考える必要があります。

夏バテと熱中症の違い

夏バテは、

暑さによる疲労や睡眠不足、
食生活の乱れなどによって起こる
さまざまな体調不良の総称です。

一般的には症状が徐々に現れ、
食欲低下や胃もたれ、倦怠感などが
続く傾向があります。


一方、熱中症は、

暑い環境で体温調節がうまくいかず、
水分・塩分の不足などによって
起こる状態です。

めまい、頭痛、吐き気などが、
暑い場所にいるときや、
その後に現れることがあります。


ただし、症状だけで
明確に区別できない場合もあります。

夏バテ以外に考えられる病気

食中毒・感染性胃腸炎

下痢や腹痛に加えて、
発熱や嘔吐を伴う場合は、
食中毒や感染性胃腸炎を考えます。

同じ物を食べた人にも
症状がある場合は、
食中毒の可能性があります。


急性胃炎・胃潰瘍

胃痛、吐き気、胃もたれが
強い場合には、
胃炎や胃潰瘍の可能性があります。

黒い便や吐血がある場合は、
消化管出血も考えられるため、
早めの受診が必要です。


過敏性腸症候群

暑さによる疲労やストレスをきっかけに、
腹痛や下痢を繰り返すことがあります。

ただし、血便や発熱、
体重減少を伴う場合は、
ほかの病気を考える必要があります。

自宅でできる対処法

症状が軽く、
意識がはっきりしている場合は、

・涼しい場所へ移動する
・衣服を緩めて体を冷やす
・水分と塩分を補給する
・無理をせず休む

といった対応を行います。


ただし、

吐き気や嘔吐で
水分を取れない場合は、
無理に飲まず、
医療機関を受診してください。

呼びかけへの反応がおかしい場合は、
口から水分を与えず、
救急車を要請してください。

消化器内科を受診する目安

次の症状がある場合は、
早めに医療機関を受診しましょう。

✅ 血便・黒い便

✅ 強い腹痛

✅ 発熱を伴う下痢

✅ 嘔吐を繰り返す

✅ 水分を取れない

✅ 尿が少ない

✅ 数日たっても改善しない

✅ 体重が減っている

意識がおかしい、
自力で水分を取れない、
まっすぐ歩けない場合は、
救急車を要請してください。

消化器内科で行う検査

症状や経過に応じて、

・血液検査
・便検査
・腹部エコー
・胃カメラ
・大腸カメラ

などを検討します。


すべての方に
内視鏡検査が必要なわけではありません。

症状や診察結果を確認したうえで、
必要な検査をご案内します。

まとめ

梅雨明け後の食欲低下や吐き気、
下痢などの胃腸症状は、
夏バテだけとは限りません。

熱中症や感染性胃腸炎、
胃炎などが関係していることもあります。

症状が改善しない場合や、
血便・黒い便・強い腹痛がある場合は、
早めに消化器内科へ相談しましょう。

夏の胃腸不調でお困りの方へ

受付

「食欲がなく、吐き気が続いている」

「下痢や腹痛が治らない」

「夏バテか病気かわからない」

という方は、
お気軽にご相談ください。

症状や経過に応じて、
必要な検査や治療をご案内します。

【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修

診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科

資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医

院長 池崎 修

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