2026年9月24日

はじめに
東松原・明大前・永福町・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。
京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の池崎 修です。
秋になると、
・朝晩に胃が痛む
・食欲が落ちた
・胃もたれや吐き気がある
・下痢や便秘を繰り返す
・季節の変わり目にお腹を壊しやすい
といったご相談が増えることがあります。
秋は朝晩と日中の気温差が大きく、
生活リズムや食事内容も
変化しやすい季節です。
今回は、秋に胃腸の調子を
崩しやすい理由と、
自宅でできる対策、
消化器内科を受診する目安を解説します。
結論
秋の胃痛や下痢、食欲不振には、
・寒暖差による体への負担
・自律神経のバランスの変化
・冷たい飲食物
・食べ過ぎや飲酒
・睡眠不足や疲労
などが関係することがあります。
ただし、すべての胃腸症状を
**「寒暖差のせい」**と
判断することはできません。
胃炎や胃潰瘍、感染性胃腸炎、
機能性ディスペプシアなどが
隠れている場合もあります。
症状が続く場合や、
気になる症状を伴う場合は
消化器内科へご相談ください。

秋に胃腸の調子が悪くなる理由
寒暖差と生活リズムの変化
胃や腸の働きは、
自律神経の影響を受けています。
朝晩と日中の気温差が大きい時期は、
体温調節に負担がかかります。
疲労や睡眠不足も重なることで、
胃腸の動きが不安定になることがあります。
胃の動きが低下すると、
・胃もたれ
・食欲不振
・吐き気
などを感じる場合があります。
腸の動きが変化すると、
下痢や便秘、腹部の張りに
つながることもあります。
食事内容の変化
涼しくなって食欲が戻ると、
・一度に食べる量が増える
・脂っこい料理が増える
・夜遅くに食べる
・飲酒量が増える
といった変化が起こりやすくなります。
食べ過ぎや刺激の強い食事は、
胃痛や胸やけ、胃もたれの
きっかけになることがあります。
冷えや冷たい飲み物
日中は暑さが残っていても、
朝晩は冷え込むことがあります。
薄着のまま過ごしたり、
冷たい飲み物を多く取ったりすると、
腹痛や下痢が起こる方もいます。
ただし、冷えだけで
症状の原因を断定することはできません。
自宅でできる胃腸の整え方
症状が軽く、
全身状態がよい場合は、
次の点を意識してみましょう。
・一度に食べ過ぎない
・脂っこい料理や刺激物を控える
・よくかんで、ゆっくり食べる
・就寝直前の食事を避ける
・水分を少量ずつ補給する
・腹部を冷やさない
・十分な睡眠を取る

下痢がある場合は、
水分だけでなく塩分も失われます。
経口補水液などを少しずつ取り、
脱水を防ぐことが大切です。
市販薬で一時的に改善しても、
症状を繰り返す場合は、
自己判断で飲み続けず
医療機関へご相談ください。
早めに受診したい症状
次のような場合は、
消化器内科への受診をおすすめします。
・胃痛や下痢が数日続いている
・症状を何度も繰り返す
・食欲不振が続いている
・夜中に痛みや下痢で目が覚める
・便秘と下痢を繰り返す
・市販薬を使用しても改善しない
・意図せず体重が減っている
・40歳以降で新しい症状が現れた
症状に応じて、
・血液検査
・便検査
・腹部エコー
・胃カメラ
・大腸カメラ
などを検討します。
すべての方に、
すべての検査が必要なわけではありません。
症状や経過に合わせて
必要な検査を判断します。
速やかな受診が必要な症状
次の症状がある場合は、
速やかに医療機関を受診してください。
・突然の強い腹痛
・吐いて水分を取れない
・血便や黒いタール状の便
・高熱を伴う激しい下痢
・尿量が減り、口の渇きが強い
・めまい、冷や汗、ふらつきがある
・意識がもうろうとする
症状が強い場合は、
救急受診も検討してください。
当院へご相談ください
当院では、
・胃痛、胃もたれ
・食欲不振、吐き気
・下痢、便秘
・腹部の張り
などの消化器症状を診療しています。
必要に応じて、
血液検査や便検査、腹部エコー、
胃カメラ、大腸カメラなどを行い、
症状の原因を確認します。

「季節の変わり目だから」と
我慢を続ける必要はありません。
症状が続く場合や、
以前とは違う不調を感じる場合は
お気軽にご相談ください。
まとめ
秋は寒暖差や生活リズム、
食事内容の変化などが重なり、
胃痛、下痢、食欲不振が
起こることがあります。
軽い症状では、
食事や水分、睡眠を整えることで
改善する場合があります。
一方、長引く症状や血便、
黒い便、強い腹痛などは、
寒暖差だけでなく、
胃腸の病気が隠れている可能性があります。
自己判断で放置せず、
消化器内科へご相談ください。
【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科
資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
