2026年2月26日

はじめに
東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。
京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の 池崎 修 です。
外来では、
・便秘が続いたと思ったら急に下痢になる
・下痢と便秘を交互に繰り返す
・お腹の張りや腹痛もある
・何の病気なのか不安
といったご相談をよく受けます。
便通の乱れはよくある症状ですが、
繰り返す場合には原因を考えることが大切です。
今回は、
便秘と下痢を繰り返す原因と、受診の目安を解説します。
最も多い原因:過敏性腸症候群(IBS)

もっとも多い原因は
**過敏性腸症候群(IBS)**です。
IBSでは、
・腸の動きが不安定になる
・ストレスの影響を受けやすい
・腸が過敏になっている
といった特徴があります。
その結果、
・便秘型
・下痢型
・混合型(便秘と下痢を繰り返す)
に分かれます。
👉 医療コラム第28回:下痢・便秘・腹痛が続く方へ、それって過敏性腸症候群(IBS)?
ガスやお腹の張りを伴うことも
IBSでは、
・お腹が張る
・ガスが多い
・腹痛を伴う
ことがよくあります。
👉 医療コラム第60回:ガスが多い・おならが増えた原因|腸内環境との関係
食事内容が関係することもあり、
低FODMAP食が有効な場合もあります。
👉 医療コラム第59回:低FODMAP(フォドマップ)食とは?
他に考えられる病気
① 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎など)
・血便がある
・体重が減る
・発熱を伴う
場合は注意が必要です。
若い方でもみられるため、
「年齢が若いから安心」とは言えません。
② 大腸がん
特に、
・40歳以上で急に症状が出た
・便が細くなった
・貧血を指摘された
場合は、検査を検討します。
👉 医療コラム第39回:大腸がんの初期症状は?血便・便が細い・腹痛…何が危険サイン?
③ 便秘が原因の“下痢”
強い便秘が続くと、
腸内にたまった便の隙間から
水様便が出ることがあります。
「下痢だと思っていたら、実は便秘だった」
というケースも少なくありません。
「様子を見てもよい」ケース
・一時的なストレス後
・旅行や生活リズムの変化後
・数日で改善している
このような場合は、
生活改善で落ち着くこともあります。
受診をおすすめするサイン
・1〜2週間以上続く
・血便がある
・体重が減る
・夜間も腹痛で目が覚める
・症状が徐々に悪化している
原因をはっきりさせることで、
安心につながります。
必要に応じて行う検査
症状に応じて、
・血液検査
・腹部エコー
・大腸カメラ
を検討します。
👉 医療コラム第2回:大腸カメラは痛い?不安?|実は安心して受けられる理由を解説
まとめ
便秘と下痢を繰り返す場合、
・過敏性腸症候群(IBS)
・腸の炎症
・大腸がん
などが原因として考えられます。
多くはIBSですが、
危険サインがある場合は検査が必要です。
不安な症状が続く場合は、
我慢せず一度ご相談ください。
気軽にご相談ください
いけざき内科・内視鏡クリニックでは、
・IBSの診療
・慢性的な便通異常の評価
・必要に応じた内視鏡検査
を行っています。
井の頭線沿線で
便秘と下痢を繰り返してお悩みの方は、
お気軽にご相談ください。
【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科
資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
