2026年8月31日

はじめに
東松原・明大前・新代田・梅ヶ丘など
近隣にお住まいのみなさまへ。
京王井の頭線 東松原駅前
東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の池崎 修です。
健康診断で、
・血圧が高いと言われた
・再検査や受診を勧められた
・自宅では正常なので心配ない?
・薬を始める必要がある?
と悩んでいませんか?

血圧は、緊張や睡眠不足、
運動、喫煙、カフェインなどでも
一時的に上昇します。
そのため、健診で一度高かっただけで
高血圧と決まるわけではありません。
一方、高血圧は
自覚症状がほとんどないまま、
脳や心臓、腎臓へ
負担をかけることがあります。
今回は、血圧の基準、
家庭血圧の正しい測り方、
受診の目安を解説します。
結論
日本では、
・診察室血圧:140/90mmHg以上
・家庭血圧:135/85mmHg以上
の場合に、高血圧が疑われます。

上と下の両方ではなく、
上または下のどちらか一方が
基準以上でも、高血圧が疑われます。
健診で血圧が高かった場合は、
朝と夜の家庭血圧を
5~7日程度記録しましょう。
130/80mmHgから高血圧なの?
130/80mmHgは、直ちに
高血圧と診断する数値ではありません。
ただし、血圧が上がり始めている
可能性があるため、
家庭血圧を確認しながら
生活習慣を見直すことが大切です。
すでに高血圧と診断された方では、
年齢や持病などに応じて、
130/80mmHg未満を
治療目標とすることがあります。
診断基準と治療目標は異なります。
健診だけ血圧が高いこともあります
病院や健診会場で緊張し、
血圧が高くなる状態を
白衣高血圧
といいます。
反対に、健診では正常でも
自宅や職場では血圧が高い状態を
仮面高血圧
といいます。
血圧を正しく判断するためには、
家庭血圧の記録が重要です。
家庭血圧の正しい測り方

血圧計は、手首式よりも
上腕にカフを巻くタイプが
推奨されます。
朝に測るタイミング
・起床後1時間以内
・排尿後
・朝食前、服薬前
・座って1~2分安静にしてから
夜に測るタイミング
・就寝前
・入浴や飲酒の直後を避ける
・座って1~2分安静にしてから
測定時の姿勢
・背もたれのある椅子に座る
・足を組まず、両足を床につける
・カフを心臓の高さにする
・測定中は話さない
原則として、
朝と夜に各2回測ります。
測定値は選ばず、
すべて記録してください。
良い数値が出るまで何度も
測り直すことは避けましょう。
内科を受診する目安
次のような場合は、
内科へご相談ください。
・健診で140/90mmHg以上だった
・家庭血圧が135/85mmHg以上で続く
・血圧が年々上昇している
・「要受診」「要精密検査」と判定された
・糖尿病や脂質異常症がある
・腎臓病や心臓病がある
特に、健診で
160/100mmHg以上
の場合は、放置せず
早めの受診をおすすめします。
高血圧は一度の数値だけでなく、
家庭血圧や持病などを含めて
総合的に診断します。
健診で高かったからといって、
必ずすぐに薬を始めるわけではありません。

速やかな受診が必要な症状
血圧が
180/120mmHg以上
など著しく高く、
次の症状を伴う場合は、
速やかに医療機関を
受診してください。
・突然の激しい頭痛
・胸の痛みや息苦しさ
・手足のしびれや力が入らない
・ろれつが回らない
・視界や意識の異常
症状が強い場合は、
救急要請を検討してください。
症状がなくても、
1~2分安静にして測り直し、
180/120mmHg以上が続く場合は、
当日中を目安に
医療機関へご相談ください。
高血圧ではどのような検査をするの?
必要に応じて、
・血液検査
・尿検査
・心電図
・胸部レントゲン
・家庭血圧の確認
などを行います。
腎機能や血糖、脂質、
心臓や腎臓への影響などを確認します。
血圧を改善する生活習慣
血圧の改善には、
・減塩する
・適正体重を目指す
・無理のない運動を続ける
・飲酒量を見直す
・禁煙する
・睡眠時間を確保する
ことが大切です。
特に、漬物、汁物、加工食品、
インスタント食品、麺類の汁には
注意しましょう。
「麺類の汁を残す」
「今より10分多く歩く」
など、続けられることから
始めてください。
まとめ
日本では、
・診察室血圧:140/90mmHg以上
・家庭血圧:135/85mmHg以上
の場合に、高血圧が疑われます。
健診で一度高かっただけでは
高血圧と判断できませんが、
そのまま放置することもおすすめできません。
朝と夜の家庭血圧を
5~7日程度記録し、
平均値が高い場合は
内科へご相談ください。
「薬が必要か相談したい」
「家庭血圧の測り方が分からない」
という段階でも大丈夫です。
健診結果と家庭血圧の記録を
お持ちのうえ、お気軽にご相談ください。
【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科
資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
