腹部エコー検査で何がわかる?|肝臓・胆のう・膵臓に見つかる病気と検査の流れ【医療コラム第131回】|東松原駅の内科・消化器内科・胃カメラ・大腸カメラ|いけざき内科・内視鏡クリニック

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腹部エコー検査で何がわかる?|肝臓・胆のう・膵臓に見つかる病気と検査の流れ【医療コラム第131回】

腹部エコー検査で何がわかる?|肝臓・胆のう・膵臓に見つかる病気と検査の流れ【医療コラム第131回】|東松原駅の内科・消化器内科・胃カメラ・大腸カメラ|いけざき内科・内視鏡クリニック

2026年9月14日

腹部エコー検査で何がわかる?|肝臓・胆のう・膵臓に見つかる病気と検査の流れ【医療コラム第131回】

はじめに

東松原・明大前・永福町・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。

京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の池崎 修です。

健康診断や人間ドックで、

・肝臓の数値が高い
・脂肪肝を指摘された
・胆石があると言われた
・腹部エコーを受けるよう勧められた

という方はいませんか?

腹部エコーは、肝臓や胆のう、膵臓などを
超音波で観察する検査です。

今回は、腹部エコーで分かる病気や
検査前の準備、当日の流れを解説します。

結論

腹部エコーでは、主に、

・脂肪肝
・肝臓の形や大きさの変化
・肝のう胞、肝腫瘤
・胆石、胆のうポリープ
・胆のう炎、胆管拡張
・膵臓の形態的な異常

などを確認します。

放射線を使用せず、
身体への負担が比較的少ない検査です。

ただし、腹部エコーだけで
すべての病気を診断できるわけではありません。

異常が疑われる場合は、
血液検査やCT、MRIなどを
組み合わせて判断します。

腹部エコーとは?

腹部にゼリーを塗り、
超音波を出す機器を当てて
腹部の臓器を観察します。

通常は強い痛みを伴わず、
検査時間は10〜20分程度です。

検査中は、観察しやすくするために、

「息を吸って止めてください」
「身体を横に向けてください」

などとお声がけすることがあります。

肝臓で分かること

腹部エコーでは、肝臓の大きさや形、
内部の見え方を確認します。

代表的な所見には、

・脂肪肝
・肝のう胞
・肝血管腫
・肝腫瘤
・肝硬変を疑う形態変化

などがあります。

健診でAST・ALT・γ-GTPの異常を
指摘された場合にも行われる検査です。

血液検査だけでは分からない
肝臓の形態的な変化を確認できます。

胆のう・胆管で分かること

胆のうは、肝臓で作られた胆汁を
一時的にためる臓器です。

腹部エコーでは、

・胆石
・胆のうポリープ
・胆のう壁の肥厚
・胆のう炎を疑う変化
・胆管の拡張
・胆のうや胆管の腫瘤

などを確認します。

胆石があっても、
症状が出ない方もいます。

一方、右上腹部やみぞおちの痛み、
発熱、黄疸などがある場合は、
早めの診察が必要です。

膵臓で分かること

腹部エコーでは、膵臓の大きさや形、
膵管の拡張、のう胞、腫瘤などを確認します。

ただし、膵臓は胃や腸の奥にあり、
腸管ガスや体格の影響によって
一部が見えにくいことがあります。

腹部エコーで見えにくい場合や、
異常が疑われる場合は、

CTやMRI、超音波内視鏡などの
追加検査を検討します。

腹部エコーで異常が見えないことだけで、
すべての膵臓病を否定できるわけではありません。

腹部エコーを検討したい方

次のような場合は、
内科・消化器内科・肝臓内科へ
ご相談ください。

・AST、ALT、γ-GTPが高い
・脂肪肝を指摘された
・胆石や胆のうポリープがある
・みぞおちや右上腹部が痛む
・背中の痛みが続いている
・皮膚や白目が黄色い
・膵臓の数値を指摘された
・過去に肝臓、胆のう、膵臓の異常がある

検査が必要かどうかは、
症状や血液検査の結果から判断します。

検査前の準備

食事をすると、胆のうが収縮したり
腸管ガスが増えたりして、
臓器が見えにくくなることがあります。

そのため、検査前は一定時間、
食事を控えていただく場合があります。

水分や薬の扱いは、
検査時間や持病によって異なります。

糖尿病のお薬やインスリンを含め、
自己判断で中止せず、
事前の案内に従ってください。

腹部を出しやすい服装で来院すると、
検査を受けやすくなります。

腹部エコー検査の流れ

1.診察

症状や健診結果、過去の病気、
服用中のお薬などを確認します。

健診結果や以前の検査結果があれば、
受診時にお持ちください。

2.腹部エコー

ベッドに仰向けになり、
腹部にゼリーを塗って検査します。

観察する場所によって、
身体の向きや呼吸を調整します。

3.結果説明

検査終了後、確認できた内容を
分かりやすくご説明します。

必要に応じて血液検査や経過観察、
専門医療機関でのCT・MRIなどを
ご案内します。

速やかな受診が必要な症状

次の症状がある場合は、
検査予約日まで待たずに受診してください。

・強い腹痛が続く
・発熱と右上腹部痛がある
・皮膚や白目が黄色い
・尿が濃い褐色になった
・繰り返し吐いて水分を取れない
・意識がもうろうとする

症状が強い場合は、
救急受診も検討してください。

当院の腹部エコー検査について

当院では、肝臓専門医の院長が、

・肝機能異常
・脂肪肝
・胆石、胆のうポリープ
・肝臓、胆のう、膵臓の異常

などを診療しています。

血液検査と腹部エコーに対応し、
必要に応じて専門医療機関へご紹介します。

「健診で指摘されたけれど、
何科を受診すればよいか分からない」

という段階でも大丈夫です。

健診結果や過去の検査結果をお持ちのうえ、
お気軽にご相談ください。

まとめ

腹部エコーでは、脂肪肝や胆石、
肝臓・胆のう・膵臓の形態的な異常を
確認できます。

身体への負担が比較的少なく、
肝機能異常などの原因を調べるうえで
役立つ検査です。

ただし、観察しにくい部分もあり、
腹部エコーだけで
すべての病気を診断できるわけではありません。

健診で異常を指摘された方や、
腹部症状が続いている方は、
内科・消化器内科・肝臓内科へご相談ください。

【この記事の執筆者】
東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修

診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科

資格・専門医:

・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医

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