2026年9月29日

はじめに
梅ヶ丘・豪徳寺周辺に
お住まいのみなさまへ。
京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の池崎 修です。
健康診断や大腸がん検診で、
・便潜血検査が陽性だった
・2回のうち1回だけ陽性だった
・痔が原因だと思っている
・大腸カメラが必要か迷っている
という方はいませんか?

痔があっても、便潜血陽性の原因が
痔だけとは限りません。
今回は、便潜血陽性を指摘された方へ、
大腸カメラが必要な理由を解説します。
結論
便潜血検査が陽性だった場合は、
痔があっても精密検査として
大腸カメラを受けることが推奨されます。
痔からの出血か、
大腸ポリープや大腸がんによる出血かを、
便潜血検査だけで区別することはできません。
2回のうち1回だけ陽性の場合も、
消化器内科へご相談ください。

便潜血陽性とは?
便潜血検査では、通常、
別の日に採取した2日分の便を調べます。
2回のうち1回だけでも陽性であれば、
精密検査の対象になります。
大腸ポリープや早期の大腸がんでは、
病変から毎日出血するとは限りません。
そのため、
「もう1回は陰性だった」
「便に血は見えなかった」
という場合でも、
大腸の病気を否定することはできません。

▶ 関連コラム
便潜血「1回だけ陽性」でも大丈夫?|放置してはいけない理由と大腸カメラの目安
痔があっても大腸カメラが必要な理由
痔は、便潜血陽性や血便の
原因になることがあります。
排便時に紙へ血が付く、
便の表面に鮮血が付く場合は、
痔からの出血も考えられます。
しかし、痔がある方に
大腸ポリープや大腸がんが
同時に見つかることもあります。
血液の色や出方だけで、
肛門からの出血か、大腸内部からの出血かを
正確に判断することはできません。
「以前から痔があるから」と決めつけず、
大腸全体を確認することが大切です。
▶ 関連コラム
痔とは?|いぼ痔・切れ痔・痔ろうの違いと治療
便潜血検査のやり直しではだめ?
便潜血検査をやり直して
陰性になったとしても、
最初に陽性となった原因を
否定することはできません。
出血が毎回便に混じるとは限らず、
採取した部分によって
結果が変わることもあります。
便潜血陽性後は、
便検査を繰り返すのではなく、
精密検査について相談しましょう。
大腸カメラで分かること
大腸カメラでは、
大腸の粘膜を直接観察します。
確認できる主な病気は、
・大腸ポリープ
・大腸がん
・潰瘍性大腸炎などの炎症
・大腸憩室
・出血している病変
などです。

切除可能なポリープであれば、
検査中に日帰りで
切除できる場合があります。
ただし、大きさや形、場所、
服用中のお薬などによっては、
専門医療機関へご紹介します。
受診時に持参したいもの
受診の際は、可能であれば
次のものをお持ちください。
・健康診断や検診の結果
・過去の大腸カメラの結果
・お薬手帳
・治療中の病気が分かる資料
血液を固まりにくくする薬は、
自己判断で中止せず、
必ず医師へお伝えください。
血便などの症状がある場合
便潜血陽性に加えて、
・目で見て分かる血便がある
・便が細くなった
・便秘や下痢が続いている
・貧血を指摘された
・意図せず体重が減っている
・腹痛や腹部の張りがある
場合は、早めにご相談ください。
大量の血便や強い腹痛、
めまい、冷や汗、意識の変化がある場合は、
速やかな受診が必要です。
当院の大腸カメラについて
当院では、
・鎮静剤を使用した大腸カメラ
・炭酸ガス送気
・院内下剤用の個室
・日帰り大腸ポリープ切除
・検査後のリカバリースペース
・土曜日の検査
に対応しています。

鎮静剤の効き方や
検査中の痛みには個人差があります。
ポリープの状態によっては、
当日に切除できない場合もあります。
▶ 関連コラム
梅ヶ丘・豪徳寺で初めて大腸カメラを受ける方へ|下剤・痛み・検査後の不安を解説
梅ヶ丘・豪徳寺で便潜血陽性を指摘された方へ
当院は、京王井の頭線
東松原駅西口から徒歩1分です。

梅ヶ丘・豪徳寺周辺で、
「痔があるので放置していた」
「1回だけ陽性なので迷っている」
「大腸カメラが不安」
という方もご相談いただけます。
まずは健診結果をお持ちのうえ、
消化器内科へお越しください。
まとめ
便潜血検査は、2回のうち
1回だけ陽性でも精密検査の対象です。
痔があっても、便潜血陽性の原因が
痔だけとは限りません。
大腸ポリープや大腸がんなどを
見逃さないためには、
便検査をやり直すのではなく、
大腸カメラで確認することが大切です。
【この記事の執筆者】
東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科
資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
