胃薬を飲んでも胃の不調が続くのはなぜ?|胃カメラを考える目安【医療コラム第134回】

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胃薬を飲んでも胃の不調が続くのはなぜ?|胃カメラを考える目安【医療コラム第134回】

胃薬を飲んでも胃の不調が続くのはなぜ?|胃カメラを考える目安【医療コラム第134回】

2026年9月30日

胃薬を飲んでも胃の不調が続くのはなぜ?|胃カメラを考える目安【医療コラム第134回】

はじめに

東松原・明大前・永福町・下北沢など、
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。

京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の池崎 修です。

胃薬を飲んでいるのに、

・胃痛が改善しない
・胃もたれや吐き気が続く
・薬をやめると症状が戻る
・市販薬を何度も使っている
・胃カメラを受けるか迷っている

と悩んでいませんか?

胃薬で症状が軽くなっても、
原因となる病気が
改善したとは限りません。

今回は、胃薬を飲んでも
胃の不調が続く理由と、

胃カメラを考えたい症状について
解説します。

結論

胃薬を飲んでも症状が続く場合は、

症状と薬の種類が合っていない

可能性があります。

また、

・胃炎、胃潰瘍
・逆流性食道炎
・ピロリ菌感染
・機能性ディスペプシア
・胃以外の臓器の病気

などが関係している場合もあります。

症状を繰り返す場合や、
市販薬を使い続けている場合は、

自己判断で薬を追加せず、
消化器内科へご相談ください。

胃薬を飲んでも改善しない理由

症状と薬が合っていない

胃薬には、

・胃酸を抑える薬
・胃の粘膜を保護する薬
・胃の動きを整える薬
・吐き気などを抑える薬

があります。

同じ「胃の不調」でも、
原因によって使う薬は異なります。

そのため、症状に合わない薬を
飲み続けても、

十分な効果が
得られないことがあります。

病気の原因が残っている

ピロリ菌感染や胃潰瘍では、
症状を抑えるだけでなく、

原因に応じた検査や治療が
必要になる場合があります。

また、

・痛み止めの一部
・飲酒や喫煙
・食べ過ぎ
・夜遅い食事

などが胃に影響することもあります。

処方薬は自己判断で中止せず、
服用中の薬やサプリメントを
医師へお伝えください。

胃カメラで異常が見つからない場合もある

胃痛や胃もたれが続いていても、
胃カメラで潰瘍などが
見つからないことがあります。

このような症状には、
機能性ディスペプシアが
関係している場合があります。

機能性ディスペプシアは、
胃の動きや知覚過敏などによって、

・みぞおちの痛み
・胃もたれ
・早期満腹感
・食後の膨満感

などが続く病気です。

▶ 関連コラム

医療コラム第38回:機能性ディスペプシア(FD)とは?|胃もたれ・食後のムカムカ・げっぷが続く原因

胃以外の病気が原因のことも

みぞおちの痛みは、
胃だけに起こる症状ではありません。

胆石や胆のう炎、膵臓の病気などでも、
上腹部の痛みや吐き気が
起こることがあります。

胸の圧迫感や息苦しさ、
冷や汗を伴う場合は、

心臓の病気にも注意が必要です。

症状によっては胃カメラに加えて、

・血液検査
・腹部エコー
・腹部CT

などを検討します。

胃カメラを考えたい症状

次のような場合は、
胃カメラについてご相談ください。

・胃痛や胃もたれが改善しない
・薬をやめると症状が戻る
・胸やけや吐き気を繰り返す
・少量の食事で満腹になる
・食欲不振が続いている
・飲み込みにくさやつかえ感がある
・ピロリ菌を指摘されたことがある
・胃潰瘍などの既往がある
・血縁者に胃がんの方がいる
・胃カメラを受けたことがない

胃カメラでは、
食道・胃・十二指腸を
直接観察できます。

逆流性食道炎や胃炎、胃潰瘍、
ポリープ、腫瘍などを確認し、

必要に応じて組織を採取する
生検を行います。

ただし、症状があっても
必ず異常が見つかるわけではありません。

速やかな受診が必要な症状

次の症状がある場合は、
市販薬で様子を見続けず、

速やかに医療機関を
受診してください。

・吐血した
・黒いタール状の便が出た
・強い腹痛が続いている
・吐いて水分を取れない
・食べ物がつかえる
・意図せず体重が減っている
・貧血を指摘された
・胸痛、息苦しさ、冷や汗がある

症状が強い場合は、
救急受診も検討してください。

受診時に伝えたいこと

診察の際は、可能であれば
次の点をお伝えください。

・症状が始まった時期
・食事との関係
・服用した胃薬の名前と期間
・痛み止めやサプリメントの使用
・黒い便や体重減少の有無
・過去の胃カメラの結果
・ピロリ菌検査や除菌歴

お薬手帳や検査結果があれば、
受診時にお持ちください。

当院の胃カメラについて

当院では、

・鼻から行う経鼻内視鏡
・口から行う経口内視鏡
・鎮静剤を使用した胃カメラ
・必要に応じた組織検査
・ピロリ菌の検査と除菌治療

に対応しています。

内視鏡室

鎮静剤を使用すると、
ウトウトとリラックスした状態で
検査を受けられます。

ただし、鎮静剤の効き方や
苦痛の感じ方には個人差があります。

症状や体調、ご希望を確認し、
検査方法をご案内します。

まとめ

胃薬を飲んでも不調が続く場合は、
薬が症状に合っていないほか、

胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎、
ピロリ菌感染、機能性ディスペプシアなどが
関係している可能性があります。

薬を飲み続けて
様子を見るだけでなく、

症状を繰り返す場合は
消化器内科へご相談ください。

「胃カメラが必要か分からない」

という段階でも大丈夫です。

【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修

診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科

資格・専門医:

・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医

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