2026年4月02日

はじめに
東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。
京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修です。
外来では
・健康診断で「膵のう胞」と言われた
・IPMNと指摘されて不安
・手術が必要なのか知りたい
といったご相談を多くいただきます。
結論
👉 IPMNは
すぐに手術が必要とは限りません
👉 多くは経過観察が可能ですが
一部はがん化するリスクがあります
👉 定期的な画像検査がとても重要です
IPMNとは?
IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)は
👉 膵臓の管(膵管)の中にできる腫瘍で
👉 粘液を多く産生するのが特徴です
どんな病気?
IPMNは大きく2つに分かれます
👉 主膵管型
👉 分枝型

■ 主膵管型
👉 がん化リスクが比較的高い
👉 手術が検討されることが多い
■ 分枝型
👉 健診で偶然見つかることが多い
👉 小さい場合は経過観察になることが多い
なぜ問題になるのか?
👉 一部では
膵がんへ進行する可能性があるため
注意が必要です
注意すべきサイン(ハイリスク所見)
次のような場合は注意が必要です
👉 のう胞が大きい(目安3cm以上)
👉 壁に結節(しこり)がある
👉 主膵管が拡張している
👉 黄疸が出ている
👉 これらがある場合は
精密検査や手術が検討されます
症状はある?
👉 多くは無症状です
👉 健診やCT・MRIで偶然見つかります
ただし
・腹痛
・背中の痛み
・体重減少
などがある場合は注意が必要です
検査は何をする?
👉 CT
👉 MRI(MRCP)
👉 超音波内視鏡(EUS)
👉 状況に応じて組み合わせて評価します

経過観察が大切
IPMNは
👉 「見つけたら終わり」ではなく
👉 「定期的に見ていく病気」です
👉 半年〜1年ごとの検査で
変化がないかを確認します
放置していいの?
👉 完全に放置はおすすめできません
👉 変化を見逃さないことが重要です
こんな方はご相談ください
👉 健診で膵のう胞を指摘された
👉 IPMNと言われたが説明がよく分からない
👉 経過観察と言われて不安
👉 精密検査が必要か知りたい
検査について詳しく知りたい方へ
まとめ
👉 IPMNは珍しくない病気です
👉 多くは経過観察で対応可能
👉 ただし一部はがん化するため注意
👉 定期フォローが最も重要です
関連コラム
👉 膵臓がんの初期症状とは?【医療コラム第88回】
👉 急性膵炎とは?【医療コラム第87回】
【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科
資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
