2026年7月27日

はじめに
東松原・明大前・永福町・下北沢など、
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。
京王井の頭線 東松原駅前
東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修です。
健康診断で、
・メタボと言われた
・腹囲が基準値を超えた
・内臓脂肪が多いと言われた
・血糖値や中性脂肪が高かった
このような結果に、
不安を感じていませんか?
メタボリックシンドロームは、
心筋梗塞や脳卒中だけでなく、
大腸腺腫や大腸がんの
リスク上昇とも関連することが
報告されています。¹⁻³
今回は、
メタボと大腸の病気の関係や、
大腸カメラを検討した方がよい
症状・条件について解説します。
結論
メタボリックシンドロームや
内臓脂肪型肥満は、
大腸腺腫などのポリープや
大腸がんのリスク上昇と
関連しています。¹⁻³
ただし、
メタボを指摘された方すべてに、
直ちに大腸カメラが
必要なわけではありません。
40歳以上の方は、
年1回、便潜血検査による
大腸がん検診を受けることが
大切です。
便潜血陽性や血便、
長引く便通異常がある場合は、
大腸カメラをご検討ください。
メタボリックシンドロームとは?
メタボリックシンドロームとは、
内臓脂肪型肥満に加えて、
・高血圧
・高血糖
・脂質異常
のうち、2つ以上が
重なった状態です。

放置すると動脈硬化が進み、
心筋梗塞や脳卒中などの
リスクが高くなります。
近年では、
生活習慣病だけでなく、
大腸腺腫や大腸がんとの関連も
注目されています。
なぜメタボと大腸ポリープが関係するの?
内臓脂肪が増えると、
慢性的な炎症や、
インスリンの働きの低下が
起こりやすくなります。
これらが細胞の増殖に影響し、
大腸腺腫などのポリープや
大腸がんの発生に関係すると
考えられています。

実際に、
メタボリックシンドロームや
内臓脂肪の増加は、
大腸腺腫のリスク上昇と
関連することが、
複数の研究で報告されています。¹⁻³
ただし、
メタボがあるからといって、
必ず大腸ポリープや
大腸がんになるわけではありません。
メタボは、
大腸の病気を考えるうえでの
リスク要因の一つです。
大腸ポリープは放置しても大丈夫?
大腸ポリープの多くは、
自覚症状がありません。
そのため、
症状がないまま
大腸カメラで見つかることも
少なくありません。
大腸ポリープには
いくつかの種類があり、
その一部は、
時間をかけて
大腸がんへ進行します。
大腸カメラでは、
大腸の粘膜を直接観察し、
ポリープを発見できます。
大きさや形によっては、
検査中にそのまま
切除できる場合があります。
将来がんになる可能性のある
ポリープを早めに発見し、
適切に切除することが、
大腸がんの予防につながります。
大腸カメラを検討した方がよい方
次のような方は、
大腸カメラについて
一度ご相談ください。
✅ 便潜血検査が陽性だった
✅ 血便がある
✅ 下痢や便秘が続いている
✅ 便が以前より細くなった
✅ 原因不明の貧血がある
✅ 家族に大腸がんの方がいる
✅ 過去に大腸ポリープを指摘された
メタボや糖尿病があることも、
大腸ポリープのリスクを考える
一つの要素になります。
なお、
40歳以上の方は
症状がなくても、
年1回、便潜血検査による
大腸がん検診を受けることが
大切です。
便潜血検査が陽性だった場合は、
精密検査として
大腸カメラを受けましょう。
症状がなくても、
大腸ポリープや
早期大腸がんが
見つかることがあります。
🔗 関連コラム
・第1回:便潜血陽性と言われたらどうする?|大腸がんの可能性と大腸カメラが必要な理由
・第2回:大腸カメラは痛い?つらい?|眠って受けられる安心の検査を解説
当院の大腸カメラ検査

内視鏡専門医が担当
日本消化器内視鏡学会専門医の院長が、
検査を担当します。
検査結果についても、
画像をお見せしながら
分かりやすくご説明します。
苦痛に配慮した検査
ご希望や全身状態に応じて
鎮静剤を使用し、
眠っているような状態で
検査を受けていただけます。
また、
お腹の張りを軽減するため、
体内に吸収されやすい
炭酸ガスを使用しています。
日帰りポリープ切除に対応
切除可能なポリープは、
大腸カメラの際に
そのまま切除できる場合があります。
ポリープの大きさや形、
治療の難易度などによっては、
連携医療機関へ
ご紹介いたします。
当院は、
京王井の頭線
東松原駅から徒歩1分です。
明大前・下北沢からも
通院しやすい立地です。
まとめ
メタボリックシンドロームや
内臓脂肪型肥満は、
大腸腺腫などのポリープや
大腸がんのリスク上昇と
関連しています。
ただし、
メタボを指摘された方すべてに、
直ちに大腸カメラが
必要なわけではありません。
40歳以上の方は、
年1回、便潜血検査による
大腸がん検診を受けましょう。
便潜血陽性や血便、
長引く便通異常がある方は、
放置せずに
大腸カメラをご検討ください。
「メタボと言われたけれど、
何をすればよい?」
「大腸カメラを
受けた方がよい?」
という方は、
お気軽にご相談ください。
健康診断の結果や症状、
年齢、家族歴などに応じて、
必要な検査や治療を
ご案内しております。

【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科
資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
参考文献
1. Wu H, et al. Metabolic syndrome and colorectal adenoma risk: A systematic review and meta-analysis. Clin Res Hepatol Gastroenterol. 2021.
2. Keum N, et al. Visceral adiposity and colorectal adenomas: Dose-response meta-analysis of observational studies. Ann Oncol. 2015.
3. Esposito K, et al. Colorectal cancer association with metabolic syndrome and its components: A systematic review with meta-analysis. Endocrine. 2013.