2026年3月04日

はじめに
東松原・明大前・永福町・浜田山・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。
京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の池崎 修です。
春になると花粉症がつらくなりますが、
「この時期になると腹痛や下痢が増える」
と感じる方はいませんか?
実は、
花粉症と過敏性腸症候群(IBS)は関係している可能性があります。
今回は、
春に腹痛や下痢が増える理由について、
わかりやすく解説します。
過敏性腸症候群(IBS)とは?
IBSは、
・腹痛
・下痢や便秘
・お腹の張り
を繰り返す病気です。
検査で大きな異常が見つからないにもかかわらず、
症状が続くことが特徴です。
IBSについて詳しくは
▶︎ 医療コラム第28回:下痢・便秘・腹痛が続く方へ、それって過敏性腸症候群(IBS)?|
なぜ花粉症の時期にIBSが悪化するのか?
① 免疫反応の影響
花粉症はアレルギー反応です。
腸には多くの免疫細胞が存在しており、
アレルギー反応が強まると、
腸が過敏な状態になることがあります。

② 自律神経の乱れ
花粉症の時期は、
・鼻づまりによる睡眠不足
・くしゃみや咳による疲労
・寒暖差
・新生活のストレス
が重なります。
その結果、自律神経が乱れ、
👉 腸の動きが不安定になる
👉 下痢や腹痛が起きやすくなる
ことがあります。

③ 薬の影響
抗ヒスタミン薬などの影響で、
・便秘
・胃の不快感
が出ることもあります。
症状が続く場合は、
薬の影響も含めて評価することが大切です。
こんな症状がある場合は注意
・春になると腹痛が増える
・花粉症の時期だけ下痢が続く
・ストレスでお腹がすぐ痛くなる
このような場合、
IBSが関係している可能性があります。
受診を考えた方がよいサイン
次の症状がある場合は、
IBSだけでなく他の病気の可能性も考えます。
・体重減少
・血便
・夜間の腹痛
・黒い便
▶︎ 腹痛の受診目安はこちら
医療コラム第44回:腹痛があるけど様子を見ていい?
▶︎ 下痢が続くときの目安はこちら
医療コラム第45回:下痢が1週間続くけど大丈夫?
消化器内科でできること
当院では、
・血液検査
・胃カメラ
・大腸カメラ
などを行い、
他の疾患がないか丁寧に評価します。
「花粉症の時期だから」と自己判断せず、
症状が続く場合はご相談ください。

まとめ
春に腹痛や下痢が増える背景には、
・アレルギー反応
・自律神経の乱れ
・腸の過敏性
が関係している可能性があります。
腹痛や下痢が続く場合は、
消化器内科での評価が大切です。
気軽にご相談ください
花粉症の時期に起こる胃腸の不調は、
体からのサインであることもあります。
腹痛や下痢、胃の不快感などでお悩みの方は、
お気軽にご相談ください。
【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科
資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会 修了
