2026年9月07日

はじめに
東松原・明大前・永福町・下北沢など
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。
京王井の頭線 東松原駅前
東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の池崎 修です。
健康診断や人間ドックで、
・ALTが高いと言われた
・γ-GTPがなかなか下がらない
・お酒を控えれば改善する?
・何を食べればよいか分からない
と悩んでいませんか?

ALTやγ-GTPの改善には、
食事、運動、飲酒、体重管理などの
見直しが重要です。
ただし、数値を下げるだけでなく、
高くなった原因を確認することも
大切です。
結論
脂肪肝や飲酒が原因の場合は、
・食べ過ぎを減らす
・体重が増えている方は無理なく減量する
・運動を習慣にする
・飲酒量を見直す
ことで、数値の改善が期待できます。
一方、肝機能異常には、
・B型・C型肝炎
・薬剤性肝障害
・胆石や胆道の病気
・自己免疫性肝疾患
などが隠れていることもあります。
原因によっては、生活改善だけでは
不十分な場合があります。
自己判断で様子を見続けず、
一度は原因を確認しましょう。

ALT・γ-GTPが高くなる理由
ALTは主に肝臓に存在し、
肝細胞が傷つくと上昇します。
脂肪肝、ウイルス性肝炎、
薬剤性肝障害などが主な原因です。
γ-GTPは、肝臓や胆道系の異常を
調べる手がかりになる数値です。
飲酒の影響がよく知られていますが、
脂肪肝、胆石、薬剤などでも上昇します。
そのため、
γ-GTPが高い=お酒が原因
とは限りません。
食事で見直したいポイント
食べる量を整える
脂肪肝がある方では、
余ったエネルギーが肝臓に
蓄積していることがあります。
大盛りやおかわりを控え、
腹八分目を意識しましょう。
急激に体重を減らすのではなく、
無理なく続けることが大切です。
糖分を取り過ぎない
特に注意したいのが、
・清涼飲料水
・加糖コーヒー
・スポーツドリンク
・菓子類
・夜遅い時間の間食
です。
まずは甘い飲み物を、
水や無糖のお茶へ替えてみましょう。
食事のバランスを整える
炭水化物や脂質を
完全に抜く必要はありません。
魚、豆類、野菜、海藻などを取り入れ、
揚げ物、加工食品、脂身の多い肉を
頻繁に食べる方は回数を見直します。

運動は何をすればよい?
運動には、肝臓に蓄積した脂肪を減らし、
血糖や中性脂肪を改善する効果が
期待できます。
まずは、
・今より10分多く歩く
・速歩を取り入れる
・階段を使う
・軽い筋力トレーニングを行う
などから始めましょう。
目安として、週に合計150分程度の
中等度の有酸素運動を目指します。
まとまった時間が取れなければ、
短時間に分けても構いません。
持病がある方は、医師と相談して
無理のない運動量を決めましょう。
お酒はどのくらい控える?
飲酒が関係する場合は、
飲む量を減らすことが基本です。
・飲まない日を設ける
・1回に飲む量を減らす
・水や炭酸水を間に挟む
などから始めてみましょう。
ただし、肝機能異常の程度によっては、
減酒ではなく禁酒が必要な場合があります。
「休肝日があれば、ほかの日に
たくさん飲んでもよい」
というわけではありません。
適切な飲酒量は個人で異なるため、
診察時にご相談ください。
サプリメントで改善できる?
「肝臓に良い」とされる健康食品や
サプリメントでも、
肝機能障害の原因になることがあります。
数値を下げる目的で自己判断して始めたり、
複数を併用したりすることは避けましょう。
処方薬は自己判断で中止せず、
使用している薬やサプリメントを
医師へお伝えください。
再検査はいつ受ける?
再検査の時期は、数値の高さや原因、
症状によって異なります。
軽度の異常で緊急性が低い場合は、
生活習慣を見直したうえで、
1~3か月程度を目安に
再検査することがあります。
ただし、
・数値が大きく上昇している
・以前より急に悪化した
・複数の検査項目に異常がある
・黄疸や強い倦怠感がある
場合は、再検査まで待たず
早めに受診してください。

腹部エコーが必要なこともあります
血液検査だけでは、脂肪肝や胆石、
肝臓の形態的な異常を
十分に判断できないことがあります。
腹部エコーでは、
・脂肪肝の有無
・肝臓の形や大きさ
・肝のう胞や肝臓のできもの
・胆石や胆管の拡張
などを確認します。
すべての方に必要なわけではありませんが、
肝機能異常が続く場合には
検討される検査です。

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当院の肝臓専門外来について
当院では、肝臓専門医の院長が、
・健診で指摘された肝機能異常
・脂肪肝
・ALTやγ-GTPの上昇
・B型・C型肝炎
・飲酒に関連する肝障害
などを診療しています。

血液検査と腹部エコーにも対応し、
原因に応じた生活改善をご提案します。
「少し高いだけだから受診してよい?」
という段階でも大丈夫です。
健診結果と過去の検査結果があれば、
お持ちのうえご相談ください。
まとめ
ALT・γ-GTPの改善には、
食事、運動、体重、飲酒の見直しが重要です。
ただし、数値だけを下げようとせず、
異常の原因を確認することが大切です。
生活改善後も高値が続く場合や、
以前より上昇している場合は、
内科・肝臓内科へご相談ください。
【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修
診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科
資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医
