夏風邪が長引く原因とは?|受診した方がよい症状【医療コラム第119回】

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夏風邪が長引く原因とは?|咳・微熱が続くときの受診目安【医療コラム第118回】

夏風邪が長引く原因とは?|受診した方がよい症状【医療コラム第119回】

2026年7月17日

夏風邪が長引く原因とは?|咳・微熱が続くときの受診目安【医療コラム第118回】

はじめに

東松原・明大前・永福町・下北沢など、
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。

京王井の頭線 東松原駅前
東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修です。


夏になってから、

・喉の痛みが治らない
・咳が長引いている
・微熱や倦怠感が続く
・一度治ってまた悪化した

このような症状は
ありませんか?

いわゆる夏風邪は、
多くの場合、
ウイルス感染によって
起こります。

ただし、

症状が長引く場合は、
風邪以外の病気が
隠れていることもあります。


今回は、

夏風邪が長引く原因と、
医療機関を受診した方がよい
症状について解説します。

結論|長引く夏風邪は内科へ相談

風邪症状の多くは、
時間とともに改善します。


しかし、

咳や発熱、倦怠感が
長く続く場合や、

一度よくなってから
再び悪化した場合は、
注意が必要です。


✅ 咳が長引いている
✅ 発熱が続いている
✅ 息苦しさがある
✅ 胸の痛みがある
✅ 水分や食事が取れない

このような場合は、
早めに内科へ
相談しましょう。

夏風邪とは?

「夏風邪」は、
医学的な病名ではありません。

夏に起こる風邪症状を
まとめた呼び方です。


原因として、

・アデノウイルス
・エンテロウイルス
・コクサッキーウイルス

などがあります。


また、夏でも、

新型コロナウイルスや
インフルエンザに
感染することがあります。


症状だけで原因を
見分けることは困難です。

夏風邪が長引く原因

① ウイルス感染後の咳

熱や喉の痛みが治った後も、
気道の炎症だけが残り、

咳がしばらく続くことが
あります。

乾いた咳が続く場合や、
会話や冷たい空気で
咳が出ることもあります。


② 睡眠不足や夏の疲労

暑さによる睡眠不足や、
食欲低下、脱水などが重なると、

体力の回復に
時間がかかることがあります。

冷房による冷えや乾燥も、
喉の違和感や咳を
悪化させることがあります。

ただし、

冷房だけでウイルス感染が
起こるわけではありません。


③ 副鼻腔炎

鼻水や鼻づまりが続き、
鼻水が喉へ流れることで、

咳や喉の違和感が
長引くことがあります。

黄色や緑色の鼻水、
頬や額の痛みを伴う場合は、

副鼻腔炎の可能性が
あります。


④ 気管支炎・肺炎

咳や発熱が長引く場合は、
気管支炎や肺炎が
隠れていることがあります。

・痰が増えた
・息苦しい
・胸が痛い
・発熱が続く

このような症状には
注意が必要です。


⑤ 咳ぜんそく・気管支ぜんそく

風邪をきっかけに、
咳ぜんそくや
気管支ぜんそくの症状が
現れることがあります。

夜間や明け方に
咳が強くなる場合や、

運動、会話、冷房などで
咳が出る場合は、
早めに相談しましょう。

夏風邪と熱中症の違い

夏は熱中症でも、

・倦怠感
・頭痛
・吐き気
・微熱

などが現れることがあります。

喉の痛みや咳、鼻水が
目立つ場合は、
感染症を考えます。


一方で、

暑い場所にいた後の
めまい、頭痛、吐き気、
強い倦怠感は、

熱中症の可能性があります。

ただし、症状だけでは
区別できないこともあります。

自宅でできる対処法

症状が軽い場合は、

・十分に睡眠を取る
・こまめに水分を取る
・部屋の乾燥を避ける
・無理な運動を控える
・消化のよい食事を取る

といった対応を行います。


室内でも熱中症になるため、
冷房を適切に使用しましょう。

市販薬を使用しても
症状が改善しない場合は、
医療機関へ相談してください。

受診した方がよい症状

次の症状がある場合は、
早めに内科を受診しましょう。

✅ 発熱が続いている
✅ 咳が長引いている
✅ 症状が再び悪化した
✅ 痰が増えている
✅ 食事や水分を取れない
✅ 強い倦怠感がある
✅ 喉の痛みが強い
✅ 持病が悪化している

息苦しさや胸痛、
意識がおかしい、
唇が紫色になる場合は、

救急受診を
検討してください。

当院で行う検査

症状や診察結果に応じて、

・新型コロナ検査
・インフルエンザ検査
・血液検査
・胸部レントゲン検査

などを検討します。

すべての方に
検査が必要なわけではありません。

症状や経過を確認し、
必要な検査をご案内します。

まとめ

夏風邪の多くは、
ウイルス感染によって
起こります。

しかし、

咳や発熱、倦怠感が
長引く場合は、

副鼻腔炎や肺炎、
咳ぜんそくなどが
隠れていることもあります。

症状が改善しない場合や、
一度治って再び悪化した場合は、
早めに内科へ相談しましょう。

夏風邪が長引いている方へ

受付

「咳がなかなか治らない」

「微熱や倦怠感が続いている」

「夏風邪か熱中症か
わからない」

という方は、
お気軽にご相談ください。

症状や経過に応じて、
必要な検査や治療を
ご案内します。

【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修

診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科

資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医

院長 池崎 修

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