大腸カメラは何歳から必要?|症状がなくても受けた方がよい人【医療コラム第12回】

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大腸カメラは何歳から必要?|症状がなくても受けた方がよい人【医療コラム第12回】

大腸カメラは何歳から必要?|症状がなくても受けた方がよい人【医療コラム第12回】

2025年12月17日

大腸カメラは何歳から必要?|症状がなくても受けた方がよい人【医療コラム第12回】

はじめに

東松原・明大前・永福町・浜田山など、
井の頭線沿線にお住まいのみなさまへ。

京王井の頭線 東松原駅前
いけざき内科・内視鏡クリニック
院長の池崎 修です。

外来では、

・何歳から受けるべき?
・症状がなければ受けなくてよい?
・便潜血検査が陰性なら安心?

といったご相談をいただきます。

今回は、
大腸がん検診を始める年齢と、

症状がなくても
大腸カメラを検討したい方について
解説します。

結論

大腸がん検診は、

40歳から年1回の便潜血検査

が基本です。

大腸カメラについても、
40歳を過ぎた頃から
一度検討してよいでしょう。

特に、

・便潜血検査が陽性
・血便や便通の変化がある
・大腸ポリープの切除歴がある
・血縁者に大腸がんの方がいる
・原因不明の貧血や体重減少がある

場合は、年齢にかかわらず
消化器内科へご相談ください。

大腸カメラは何のための検査?

大腸カメラは、
大腸の粘膜を直接観察する検査です。

主に、

・大腸ポリープ
・大腸がん
・潰瘍性大腸炎などの炎症
・大腸憩室
・出血している病変

などを確認できます。

大腸ポリープや早期大腸がんは、
自覚症状がないこともあります。

切除可能なポリープであれば、
大きさや形などを確認したうえで、

検査中に切除できる場合もあります。

内視鏡室

何歳から受けるべき?

基本の目安は「40歳」

40歳を過ぎると、
大腸がんのリスクが
徐々に高くなります。

そのため、40歳からは
年1回の便潜血検査が
推奨されています。

大腸カメラの必要性は、
年齢だけで決まるものではありません。

・現在の症状
・便潜血検査の結果
・大腸がんの家族歴
・大腸ポリープの切除歴

などから判断します。

これまで一度も
大腸カメラを受けたことがない方は、

40歳を過ぎた頃を一つの機会として、
検査の必要性をご相談ください。

40歳未満でも受けた方がよい人

40歳未満でも、
次の場合は大腸カメラを検討します。

・便潜血検査が陽性
・血便が出た
・便秘や下痢が続く
・便が細い状態が続く
・原因不明の貧血がある
・意図せず体重が減っている
・血縁者に大腸がんの方がいる

若い方でも、
大腸ポリープや炎症性腸疾患などが
見つかることがあります。

年齢だけで判断せず、
症状がある場合はご相談ください。

▶ 関連コラム
便潜血陽性と言われたら|原因・大腸がんの確率と大腸カメラが必要な理由【医療コラム第1回】
血便が出たら要注意?痔だけじゃない原因と受診の目安【医療コラム第8回】

症状がなければ受けなくていい?

大腸ポリープや早期大腸がんは、
症状がないまま
見つかることがあります。

そのため、

症状がない=異常がない

とは限りません。

特に、

・血縁者に大腸がんの方がいる
・過去に大腸ポリープを切除した
・40歳以上で大腸カメラを受けたことがない

方は、大腸カメラの必要性を
一度相談してみましょう。

便潜血検査との違い

便潜血検査は、
便に混じった微量な血液を
調べる検査です。

身体への負担が少なく、
大腸がん検診として有用です。

ただし、病変から毎日
出血するとは限りません。

便潜血検査が陰性でも、
大腸ポリープや大腸がんを
完全に否定することはできません。

便潜血検査が陽性の場合は、
1回だけの陽性でも、

大腸カメラによる
精密検査が必要です。

陰性でも血便や便通の変化がある場合は、
消化器内科へご相談ください。

どれくらいの間隔で受ける?

大腸カメラを受ける間隔は、

・ポリープの有無や数
・ポリープの大きさ
・病理検査の結果
・家族歴や症状

などによって異なります。

毎年必要とは限りません。

異常がなかった場合も、
40歳以上の方は、

年1回の便潜血検査を
継続しましょう。

次回の大腸カメラは、
医師から案内された時期に
受けてください。

当院の大腸カメラの特徴

当院では、

・鎮静剤を使用した大腸カメラ
・炭酸ガス送気
・院内下剤用の個室
・日帰り大腸ポリープ切除
・検査後のリカバリースペース
・土曜日の検査

に対応しています。

下剤服用ルーム

鎮静剤を使用すると、
ウトウトとリラックスした状態で
検査を受けられます。

ただし、鎮静剤の効き方や
痛みの感じ方には個人差があります。

ポリープの状態によっては、
当院では切除せず、

適切な医療機関へ
ご紹介します。

▶ 関連コラム
大腸カメラは痛い?【医療コラム第2回】

まとめ

大腸がん検診は、

40歳から年1回の便潜血検査

が基本です。

大腸カメラについても、
40歳を過ぎた頃から
一度検討してよいでしょう。

便潜血陽性や血便、便通の変化、
ポリープ歴、家族歴などがある場合は、

年齢や症状の有無だけで判断せず、
消化器内科へご相談ください。

「自分に大腸カメラが必要か知りたい」

という段階でも大丈夫です。

【この記事の執筆者】
東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニック
院長 池崎 修

診療科目:
内科/内視鏡内科/消化器内科/肝臓内科

資格・専門医:
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 消化器病専門医
・日本肝臓学会 肝臓専門医
・日本消化管学会 胃腸科専門医
・日本内科学会 内科専門医・内科指導医
・初期臨床研修指導医
・東京都難病指定医

院長 池崎 修

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